『カーテンコール』カン・ハヌルが素朴な青年から一転 スーツ姿で見せたギャップ
カン・ハヌル&ハ・ジウォン主演のAmazon Prime Videoで配信中の『カーテンコール』。余命3カ月の女性の“偽の孫”を演じることになった主人公ユ・ジェホン(カン・ハヌル)と、彼に感化され変化していく家族の物語だ。
ホテル「楽園」の社長チャ・グムスン(コ・ドゥシム)の北朝鮮に取り残されていた家族である“偽の孫夫婦”を演じる、ジェホンとソ・ユニ(チョン・ジソ)。グムスンの側近であるサンチョル(ソン・ドンイル)の依頼で引き受けた役だが、ジェホンとユニはそれぞれ精一杯に演じていた。グムスンには、韓国で築いた家族である、3人の孫の長男セジュン(チ・スンヒョン)、次男セギュ(チェ・デフン)、末娘セヨン(ハ・ジウォン)がいて、ホテルの売却を巡り争っている。ジェホンは“孫”として、家族とふれあううちに、次第に周囲の心に変化を起こしていく。
第5話、第6話は、ジェホンがホテル「楽園」で働くことになり、正体を怪しむセジュンによる嫌がらせを受けることに。ジェホンを気に入るセヨンは彼を守ろうとするが、ジェホンは正体がバレないように、自ら肉体労働を志願する。セヨンはジェホンの謙虚な姿や、温かな言動に癒され彼との距離が縮まっていく。ジェホンがホテルで働く姿を見かけたセヨンの元婚約者でVIP客のドンジェ(クォン・サンウ)は、ジェホンを部屋に呼び、彼と険悪になる。
ジェホンとドンジェがセヨンを巡り、対立する場面が何度か繰り返され、恋の火花が散りそうな展開に入りはじめた。ジェホンのセヨンへの恋心に気づいているのは、妻を演じているユニだけだが、ドンジェも自身の元婚約者であるセヨンのジェホンに対する態度を気にしている。恋の三角関係ならぬ四角関係の様相だが、セヨンとドンジェの婚約破棄の理由がいまだ明かされず、2人に何があったのかが気になるところだ。
ジェホンはホテルのランドリー係をすることになり、そこでジェホンを知る人物と遭遇し、“偽の孫”を演じていることを話す羽目に陥る。これまでの物語の中で、ジェホンとユニの正体を知る人物が次々に2人の前に現れ、ヒヤヒヤする場面も多い中、うまくくぐり抜けてきたが、アッサリと身バレしてしまう。秘密は1人に話すと次々にバレてしまうものだが、ジェホンとユニもドゥシムが開いたパーティーで正体が見破られそうになり、危機一髪の展開となる。