『ミューン 月の守護者の伝説』インタビュー映像公開　監督が明かすキャラクター誕生秘話

　『ミューン 月の守護者の伝説』のBlu-rayとDVDが11月16日に発売されることを記念して、監督のインタビュー映像と本編映像が公開された。

　本作は、『カンフー・パンダ』に参加したアレクサンドル・エボヤン監督と『略奪者』の脚本家ブノワ・フィリポンがタッグを組んだフランス発の異色冒険ファンタジー。3Dと2Dが混在したアニメーション作品となっている。メインキャラクターデザインは、『ヒックとドラゴン』のニコラス・マーレットが担当。『コララインとボタンの魔女』のブリュノ・クレが音楽を担当した。

　制作スタジオは、フランスとカナダに拠点を持つON ANIMATIONが務め、準備作業はパリで、実制作はモントリオールのスタジオで、総勢150名のスタッフを動員して行われた。ON ANIMATIONは、3Dとストップモーションを融合させた長編『リトルプリンス星の王子さまと私』も制作しており、同作のマーク・オズボーン監督は、本作にも様々な助言を行った。

　公開されたインタビュー映像では、監督を務めたエボヤンとフィリポンが、登場キャラクターの誕生秘話を明かしている。

　ユニークで特徴的なキャラクターたちが生まれたのは、『カンフー・パンダ』や『ヒックとドラゴン』などの登場キャラクターを担当したマーレットがプロジェクトに興味を持ってくれたのがきっかけだったと、エボヤン監督は語る。

　大きな耳を動かしながら感情を表現する牧神のような風貌のミューンや、蝋でできた少女グリムなど独特なキャラクターはマーレットのデッサンから誕生した。また、デッサンに忠実に色付けされ加工されたものが映像に残ることを重視する中、登場人物の表現の全てに加えて、細部までもが実際に描かれたグラフィックだと言い、その部分こそが日本のアニメーションに似ている部分かもしれないと語った。

　一方の本編映像には、マーレットがデザインを手がけたキャラクターたちが登場する。

■リリース情報
『ミューン月の守護者の伝説』
11月16日（水）Blu-ray＆DVD発売／デジタル配信開始（購入／デジタル）
＜Blu-ray＞
価格：5,170円（税込）
＜DVD＞
価格：4,180円（税込）
監督：アレクサンドル・エボヤン、ブノワ・フィリポン
音楽：ブリュノ・クレ
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