チョン・リョウォン×イ・ギュヒョンの法廷ドラマ 続きが気になる『弁論をはじめます。』
勝つために手段を選ばないチャッキは次期パートナーの最有力候補としてのし上がるエリート道まっしぐら。高級マンションに住み、全身ブランドものをまとって高級車で出勤する。一見、華やかではあるが彼女の背景は複雑だ。養護施設で育ったチャッキだが、祖母が張山グループの家政婦をしていたため、会長チャン・ビョンチョン(チョン・ムソン)には孫のように可愛がられている。一方で、代表のチャン・ギド(チョン・ジニョン)は彼女を利用しようと企み、ギドの妻オ・ハラン(キム・ヘウン)は気に入らない様子。この状況でなぜ「張山」にこだわっているのか、明確な目的があるようなのだ。
第1話のメインストーリーは、避妊薬の副作用について製薬会社が告発される事件。そこで2人は初めて出会うことになるのだが、お互いを「張山の犬」「変人」と呼び合う犬猿の仲に。そもそも大手法律事務所のスカウトを断って無料で弁護しているシベクと利益至上主義で正反対のチャッキは馬が合うはずがない。けれど反対だからこそぴったりハマった時の威力は何倍にもなる。2人の闘い方が何を生み出すのかは見どころとなるだろう。さらに興味深いのは、シベクは司法試験次席合格で研修所を首席卒業というハイスペックであること。彼もまた、なぜ今のポジションに就いているのかが今後の展開に大きく関係していくのではないだろうか。
序盤から視聴者の心を掴んだのは、第1話から第2話にかけての転換にある。第2話にかけて本当の姿がわかってくるチャッキに対してシベクはその逆なのだ。“一体、何者なのか”という次回への妄想が膨み余韻を残してくれる。また、本作のキーワードと思われるのが“腕時計”だ。イントロから映し出され、2人の会話にも“腕時計”のワードが登場するので注目しながら追っていきたい。
参考
※ https://sports.khan.co.kr/entertainment/sk_index.html?art_id=202209211421013&sec_id=540401&pt=nv
■配信情報
『弁論をはじめます。』
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(写真はディズニープラス公式Instagramより)