小宮璃央、浦上晟周ら共演のBL学園ホラー 橋本一監督『グランギニョール』10月28日公開

 『探偵はBARにいる』『HOKUSAI』の橋本一監督が手がけるオリジナル映画『グランギニョール』が、10月28日に公開されることが決定した。

 本作は、キャストに小宮璃央、浦上晟周、曽田陵介、山田瑛瑠、市川理矩、笹森裕貴ら若手俳優たちを迎えたBL学園ホラー。『明日、キミのいない世界で』で初の脚本を担当した吉崎崇二が脚本を手がけた。

 問題を起こした生徒だけが集められ、世間からの通信が遮断された孤島の学園。穂村イツキ(小宮璃央)は、その学園に転校生としてやってきた。学園には、19世紀のフランスの残酷演劇“グランギニョール”研究会があり、イツキは成り行きでその研究会に入ることになる。研究会のメンバーに加え、彼らを管理する教師や料理長、謎の新任教師など、学園に集まった人々はどこか怪しげだ。そしてついに、“グランギニョール”のような連続殺人事件が起こる。イツキたちは逃げる術の無い孤島で、死の恐怖と男同士の愛と憎しみの渦の中に巻き込まれていく。

 主人公の穂村イツキを演じるのは、『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日系)でドラマ初主演を果たして以来、数々の作品に出演し、さらに放送を控えるBLドラマ『永遠の昨日』(MBS)で主演を務める小宮。そのほかの生徒役に、『不幸くんはキスするしかない!』(MBS)、『村井の恋』(TBS系)の曽田や、『HOKUSAI』の浦上、『王妃の館』の山田、『さまよう刃』(WOWOW)の市川、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズの笹森が名を連ねた。また、教師を演じる金子みひろ、小池里奈、料理長役の中尾暢樹らが脇を固める。

 あわせて公開されたビジュアルは、殺人を予感させる赤い血のようなもので包まれている。そして女装したイツキの顎を持ち上げ、キスをしようとするテシオ(浦上晟周)の姿が切り取られている。

映画『グランギニョール』予告編

 予告編は、「歓喜の歌」のBGMに乗せて、イツキが転校生として学園に迎え入れられるところから始まる。さらに、メイド服姿のアマガミ(曽田陵介)と交わる料理長の水上真治(中尾暢樹)、テシオとキスをするイツキ(小宮璃央)の姿など、学園内の恋愛模様が切り取られる。そして拷問される水上、血だらけの教師・竹之宮雪美(金子みひろ)、次々と刺される学生たちなどホラーシーンも映し出されていく。果たして、孤島の学園で学生たちはどうなっていくのか。そして、ハンマーを持つ謎の怪物の正体とは。

■公開情報
『グランギニョール』
10月28日(金)より、池袋シネマ・ロサほか全国順次公開
出演:小宮璃央、浦上晟周、曽田陵介、山田瑛瑠、市川理矩、笹森裕貴、脇知弘、金子みひろ、中尾暢樹、小池里奈
監督:橋本一
脚本:吉﨑崇二(QueenB)
音楽:𠮷川清之
プロデューサー:丸田順悟
製作:ダブルフィールド
©橋本一/ダブルフィールド
公式Instagram:grandguignol_movie

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