唐田えりか×遠藤雄弥W主演『の方へ、流れる』11月26日公開決定 特報映像&ポスターも

 唐田えりかと遠藤雄弥がW主演を務める映画『の方へ、流れる』が、11月26日より池袋シネマロサ、シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』、横浜シネマ・ジャック&ベティほかにて全国順次公開されることが決定した。

『の方へ、流れる』

 本作は、初めて出会った男女が、流れるように街をさまよいながら、曖昧な会話の中に真実を探り合う物語。本当か嘘かわからない。噛み合っているようで交わらない。どこかねじれた会話のその先に、果たして恋は生まれるのか。

 唐田が演じるのは、思ったことを素直に口にしているようで、どこか本音がつかめない里美。そんなミステリアスな里美に戸惑いながらも惹かれていく智徳を、遠藤が演じる。そのほか、加藤才紀子、足立智充、小水たいがが脇を固める。

 監督を務めたのは、『今、僕は』で監督デビュー、2作目『蜃気楼の舟』が世界七大映画祭の1つ、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭フォーラム・オブ・インディペンデントコンペティションに正式出品され、2020年に『ふたつのシルエット』を発表した竹馬靖具。

 会社を辞め、姉の雑貨店で店番をする主人公・里美(唐田えりか)。そこに現れた、恋人を待つ男・智徳(遠藤雄弥)。ふたりは店を出て、東京の街を歩きながら語り合う。「お互いのことを知らないから言えることもある」ーーやがて彼らは互いに話していることが事実なのか分からないまま、惹かれあっていくのだが……。

 公開されたポスタービジュアルでは、「嘘でもいい」というキャッチコピーとともに、1日の終わりに隅田川のほとりで会話をする里美と智徳の様子が写されている。

映画『の方へ、流れる』特報

 あわせて公開された特報映像では、何も知らない相手と1日を過ごすことになったふたりが、この偶然な出会いを利用して、普段は気軽に人に言えないようなことを互いにぶつけていく姿が映し出されている。

 さらに、本作の国内外での上映に向けたクラウドファンディングが、「MotionGallery」にて9月9日0時よりスタート。メイキング動画や台本、キャストサイン付きフォトブック、特製Tシャツなどのリターン(特典)が用意されている。

コメント

唐田えりか(里美役)

竹馬監督とは本作のオーディションの際に初めてお会いしましたが、自分の声を芯の部分から真に聞いてくださる方で、演出して頂きながら、自然と心が開き、自分が限りなく自分なっていくのを感じました。
里美を演じさせて頂けたこと、本当に感謝しています。
不思議な引力のある本作を公開まで楽しみにして頂けたら幸いです。

遠藤雄弥(智徳役)

今回、竹馬監督、共演者の唐田えりかさんと御一緒できた事をとても光栄に思いました。
竹馬監督が紡ぎ出す、なんとも独特な男女のやり取りに、どういった映画になるんだろう? と胸を躍らせながら脚本を読んだ記憶があります。監督の思い描く世界観と演出も独特でした(笑)。
個人的には初めてに近い表現のアプローチでもあり、とてもやり甲斐のある作品でした。その独特さも、作品を観ていただけたら、わかっていただけると思います。
今作における、男女 2 人の内側に巻き起こっている、色々な感情と思考を、少しでも皆様にああでもないこうでもないと感じてもらえたら幸いです。

竹馬靖具(監督)

唐田えりかさんと遠藤雄弥さんの演技をもっと見ていたかったです。
それくらい深く響く演技をおふたりがしてくださいました。
会話を中心として物語が進んでいくので、撮影中カメラの後ろからお二人の掛け合いを凝視しているのは多くの発見がありとても豊かな時間でした。
スタッフキャストの皆がこの映画の完成に尽力してくれた事を心から感謝しています。映画『の方へ、流れる』を、ぜひ劇場で見ていただけたら嬉しいです。

■公開情報
『の方へ、流れる』
11月26日(土)池袋シネマ・ロサ、シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』、シネマ・ジャック&ベティほかにて全国順次公開
出演:唐田えりか、遠藤雄弥、加藤才紀子、足立智充、小水たいが
監督・脚本・編集・プロデューサー:竹馬靖具
撮影・照明:倉本光佑
録音・整音:柳田耕佑
助監督:滝野弘仁
スタイリスト:碓井章訓
ヘアメイク:須見有樹子
制作進行:小玉直人
宣伝デザイン:河本麻伊
音楽:守時タツミ
製作・配給:chiyuwfilm
公式サイト:https://nohoue-nagareru.studio.site

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