『ちむどんどん』田邊和也演じる涌井はどこに? 寛大「あの男とは縁が切れた」
『ちむどんどん』(NHK総合)第108話が放送された。思うように客が入らないことに悩む暢子(黒島結菜)のために、海外出張から帰国した房子(原田美枝子)を囲んだ食事会を和彦(宮沢氷魚)が企画する。そこへ突然、養豚場を去ってしまった清恵(佐津川愛美)を探す賢秀(竜星涼)と寛大(中原丈雄)が訪れた。
養豚場を去るきっかけとなったのは、清恵の過去。そして彼女の過去に絡む役として登場したのが、清恵の元夫・涌井(田邊和也)だ。第104話で鮮烈な印象を残した涌井は第22週初日にも登場し、清恵を追い詰める。しかし第106話の終わりに、涌井を外に連れ出した寛大が戻り「これで完全にあの男とは縁が切れた」と口にして以降、登場シーンはない。
SNS上では、「涌井って、どうなったの?」「あの後、涌井は出てこないし、寛大はあの晩の件に一切触れない」「涌井の出番は昨日で終わりだったんだろうか」などの声があがっており、涌井を演じる田邊の存在感の強さがうかがえる。また第106話放送後も話題になっていたが、寛大の迫力の凄さが任侠映画のように感じられた視聴者も少なくないようで、「やっぱり豚のエサにされてしまったのだろうか」「寛大の『きっちり話を付けた』が怖い」「涌井が海に浮かんでそうで怖かった」などの声も。田邊が投稿したツイートのリプ欄にも「豚の飼料に加工されたかと思っておりました」「ご無事で何よりです」というコメントが見受けられた。
#ちむどんどん
第106回ご視聴ありがとうございました。
涌井です。写真撮ってたら、照明さんが夕焼けにしてくれました。
哀愁をありがとうございました。@asadora_nhk #田邊和也 pic.twitter.com/MJq2pShdqD— 田邊和也|𝗞𝗮𝘇𝘂𝘆𝗮 𝗧𝗮𝗻𝗮𝗯𝗲 (@Kazuyatanabe) September 5, 2022
田邊は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合)でも、日本三大仇討ちの1つである“曽我兄弟の仇討ち”の兄・十郎を演じ、話題を呼んでいた。さすがに豚のエサにはなっていないと信じたいが、視聴者の心に衝撃を与えたキャラクターだけに、再登場がないのであれば名残惜しい。
■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演:黒島結菜
作:羽原大介
語り:ジョン・カビラ
沖縄ことば指導:藤木勇人
フードコーディネート:吉岡秀治、吉岡知子
制作統括:小林大児、藤並英樹
プロデューサー:松田恭典
展開プロデューサー:川口俊介
演出:木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供=NHK