『競争の番人』真飛聖が呉服店の社長役に 萩原みのりはフジテレビドラマ初出演
フジテレビ月9ドラマ『競争の番人』の第6話に真飛聖と萩原みのりが出演することが決定した。
坂口健太郎と杏がW主演を務める本作は、4月期月9ドラマ『元彼の遺言状』(宝島社)の原作者である作家・新川帆立が、『小説現代』(講談社)で連載している同名小説を映像化するもの。これまでドラマとして描かれることがなかった「公正取引委員会」が舞台となる。
坂口演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉と、杏が演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく。
今回、出演が決定した真飛は、いくつもチェーン店を持つ大手の呉服店「赤羽屋」の社長である赤羽千尋を、萩原は若者向けのオシャレでライトな和服が並ぶ呉服店「ファイブシーズン」の社長である井手香澄をそれぞれ演じる。
8月15日放送の第6話では、ダイロクの元に、大手の呉服店「赤羽屋」が、新たな店が新規参入しようとしても、妨害する「私的独占」を行っているとの情報提供があり、赤羽屋の社長・千尋(真飛聖)を調査する。その情報の提供者である香澄(萩原みのり)は元々は「赤羽屋」で千尋の部下として働いていたが、千尋の厳しいやり方についていけず、会社を辞めて独立した。富裕層向けが多い「赤羽屋」との差別化を図るため、香澄が経営する「ファイブシーズン」は、比較的リーズナブルで若者をターゲットとした経営戦略を立てている。かつて2兆円市場といわれた着物業界は、今ではその6分の1程度という状況。そんな中、奮闘する香澄だが、経営が軌道に乗りかけた矢先に、職人たちから次々と契約を切られていく。そのため、職人へ圧力を掛けている疑いがあるということで、ダイロクは千尋に事情聴取を行う。この案件で気合が入っている桃園千代子(小池栄子)には、以前「私的独占」で公取委の調査対象だった千尋の「私的独占」を立証できなかったという過去があった。桃園にとっては因縁の相手、千尋にリベンジする機会である今回、事情聴取で2人の壮絶な舌戦が繰り広げられる。
真飛は、1995年に宝塚歌劇団に入団し、2007年に花組トップスターに就任した。退団後は『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』(2012年4月期/カンテレ・フジテレビ系)でドラマデビューを果たして以降、『あなたの番です』(2019年/日本テレビ系)や映画『ミッドナイトスワン』(2020年)、映画『あなたの番です 劇場版』(2021年)など、数々の話題作に出演しているが、月9ドラマ出演は今作が初となる。
そして萩原は、映画『成れの果て』(2021年)や映画『N号棟』(2022年)などで主演に抜擢。『RISKY』(2021年/MBSほか)では、地上波連続ドラマ初主演、坂元裕二脚本で注目を集める『初恋の悪魔』(2022年/日本テレビ系)など話題作にも出演している萩原だが、フジテレビドラマへの出演は今作が初となる。
コメント
真飛聖
私は“赤羽屋”という呉服店の社長をやらせていただきます。台本を読ませていただいて、まず、過去がありその経験を活かしての今があるという彼女の芯の強さ、見えにくい愛情深さを感じました。その表現の加減が難しいなとは感じましたが、すてきな共演者の方々、そして、信頼している相沢監督に引っ張っていただき、楽しく演じさせていただきました。記念すべき月9初出演!! どうぞ、お楽しみに!!
萩原みのり
呉服店“ファイブシーズン”という自分のお店を立ち上げ、自分のお店らしさを追求する為に、着物業界全体をもっと良くする為にと、とにかく一生懸命頑張る香澄の真摯さと、真っ直ぐすぎるが故の不器用さを、視聴者の方々に少しでも温かい気持ちで見守っていただけるといいなという思いで演じました。あの時見ていた背中を、憧れていた先輩を、皆さんにも少し思い返していただけるような回になっていたらとてもうれしく思います。
プロデュース 野田悠介(フジテレビ ドラマ・映画制作部)
赤羽千尋は着物業界に君臨する女帝で、決して人には見せない顔がある役どころでしたので、真飛聖さんが持ち合わせる芯の強さとその奥深さを表現して頂けると思い、お願いをしました。女帝との師弟関係であり、犬猿の仲になってしまった井手香澄を萩原みのりさんに演じて頂きました。萩原さんの可憐な所とその奥に秘めた強い思いがこの役にぴったりだと思いお願いをさせて頂きました。2人のぶつかり合いを、ぜひお楽しみ下さい!
■放送情報
『競争の番人』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00~21:54放送
出演:坂口健太郎、杏、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎、寺島しのぶほか
原作:新川帆立『競争の番人』(講談社)
脚本:丑尾健太郎、神田優、穴吹一朗、蓼内健太
演出:相沢秀幸、森脇智延
プロデュース:野田悠介
制作・著作:フジテレビ
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