加藤清史郎、『競争の番人』でTHE後輩キャラ好演 元“こども店長”が向き合う父子関係

加藤清史郎『競争の番人』でTHE後輩キャラ

 坂口健太郎と杏が主演を務める『競争の番人』(フジテレビ系)は、第4話にて新章に突入。公正取引委員会・第六審査(通称:ダイロク)が、世界的な電機メーカー「アレス電機」の優越的地位の濫用(取引上、地位が優越した事業者が、取引先に対して不当に不利益を与える行為)を調べることになった。

 小勝負勉(坂口健太郎)や白熊楓(杏)らの調査によって「アレス電機」が“下請けいじめ”をしているのは明らか。しかし、関係悪化を恐れて、取引先は誰も口を割ろうとしないし、首謀者だとされている柴野竜平(岡田義徳)も、しらを切り通す。

 小勝負は、下請け業者の中でも、唯一「困ったことがない」と断言した「丸川金属工業」の丸川俊春社長(吉沢悠)に目をつけた。彼は下請けの取りまとめ役であり、中学のころ、柴野と同じ野球チームにいたことがある。ほかの下請け業者も、徐々に丸川が裏切り者ではないのか、と疑っていく。

 そんな中、小勝負が仕掛けた立入検査にて、丸川が「アレス電機」の取引先を守るため、自ら犠牲になっていたことがわかった。

 このことを知った下請け業者らはダイロクに協力すると申し出て、丸川を裏切り者呼ばわりしたことを謝罪。彼らや小勝負の説得によって、丸川にも協力してもらうことになった。いよいよ、「アレス電機」への立入検査ができると思った矢先、六角洸介(加藤清史郎)の父親で検事の敦夫(羽場裕一)がダイロクにやってくる。彼は「アレス電機の調査をいったん止めていただきたい」と言ってきて……というのが前回のあらすじ。

 8月8日に放送される第5話では、大きく物語が進展する。敦夫は、柴野に横領の疑いがあるため、検察の捜査を優先させてほしいと“お願い”にやってきたという。検事直々のお願いにも関わらず、第六審査長・本庄聡子(寺島しのぶ)は、検察の捜査の邪魔はしないと断り、検査決行を決断する。

 簡単に引き下がった敦夫だが、立入検査当日、裁判所からの令状を手にした検察が、「アレス電機」にやってきた。敦夫たちの差し金であることは明白だが、なぜ、検察が公取の立入検査日を把握できたのか。ダイロクに内通者が!? 今回の一件で検察が介入することで、公取にもピンチが訪れる!

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