吉田美月喜と常盤貴子が母娘役に 乳がんがテーマの舞台『あつい胸さわぎ』映画化決定
吉田美月喜と常盤貴子がW主演を務める『あつい胸さわぎ』が2023年に公開されることが決定した。
本作は、8月に再演が決定している演劇ユニットiakuの横山拓也が母と娘の視点から乳がんをテーマに描いた同名舞台の映画化。千夏役を吉田、千夏の母・昭子役を常盤が演じる。監督を務めるのは、上海国際映画祭にてアジア新人賞を受賞したまつむらしんご。映画『凶悪』(2013年)にて日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した高橋泉が脚本を担当する。
物語は、灯台のある港町の古い一軒家に住む母娘の日常から始まる。母の昭子(常盤貴子)と二人、慎ましくも笑いの絶えない日々を過ごしていた武藤千夏(吉田美月喜)は念願の芸大に合格し、忙しい毎日を送る事となった。特に、大学から出された創作小説の課題「初恋の思い出」の事で彼女は頭を悩ませていた。千夏にとって初恋とは幼なじみの光輝のことだ。しかし中学生の頃、光輝から言われた一言が奇妙な“しこり”となり、今でも彼女の胸に突き刺さっている。千夏はそんな感情を課題小説にぶつけることで、その高鳴る“しこり”を昇華しようと必死で足掻いていた。ある日、母の昭子は千夏の部屋で一通のお知らせを見つけた。それは娘が受けた乳がん検診の“再検査”に関わるお知らせだった。娘の身を案じた昭子は本人以上にネガティブになっていく。
※高橋泉の「高」はハシゴダカが正式表記。
■公開情報
『あつい胸さわぎ』
2023年全国ロードショー
出演:吉田美月喜、常盤貴子
原作:横山拓也
監督:まつむらしんご
脚本:高橋泉
配給:イオンエンターテイメント、SDP
製作:映画『あつい胸さわぎ』製作委員会
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