『ちむどんどん』やっぱり田良島は最高の上司 ニーニー登場に「呼んでないのにな~」

『ちむどんどん』田良島は最高の上司

 6月21日に放送された『ちむどんどん』(NHK総合)第52話では、二ツ橋(高嶋政伸)の入院中、暢子(黒島結菜)が「アッラ・フォンターナ」のシェフ代行に指名されたが、矢作(井之脇海)をはじめとする厨房の仲間たちは「親戚びいきだ」と言い、不穏な空気が広がる。

 房子(原田美枝子)が「味付け、盛り付けの判断は全て暢子さんを中心に確認してください」と指示を出したことで、暢子は張り切ってシェフ代行業に取り掛かるが、矢作たちから次々と判断を仰がれ、不満を言われるうちに、すぐにいっぱいいっぱいになってしまう。SNSでは、「素直に指示を聞く気のない人に指示を出さなければならないのはしんどいな」「誰か手伝ってやれよ、シェフ代行1日目なんだぞ」と、暢子への同情の声が集まった。

 そんな時、和彦(宮沢氷魚)と愛(飯豊まりえ)、そして田良島(山中崇)が、「アッラ・フォンターナ」で東洋新聞社の編集局長・笹森(阪田マサノブ)と食事をしながら話をしていた。話がこじれていくと、和彦は笹森につかみかかられて押し返し、店内は大騒動に。暢子は責任者として呼ばれるが、そこへ来店してきた客は「別の店に行こう」と言って帰ってしまう。和彦は新聞に掲載された広告が「男女の役割分担を固定化するもの」として、新聞側の見解を打ち出す記事を書きたいと主張しており、田良島が笹森と話し合う機会を作ってくれたのだった。SNSには「田良島さんはやっぱり素敵な上司だな」「田良島さんは人としても上司としてもカッコいい!」といった絶賛コメントが見られた。

 その後、「あまゆ」で和彦と愛が店での騒動を暢子に謝っていると、賢秀(竜星涼)が現れ、「悩み事なら話してみぃ。沖縄の一番星が全部解決するぞ!」と言い放つ。『あさイチ』(NHK総合)での“朝ドラ受け”では、博多大吉は「呼んでないのにな~」と苦笑い。ゲストとして登場した愛役の飯豊まりえも「ニーニーが来て、明日どうなるんでしょうね」と笑っていた。賢秀が問題を大きくしないことを願う。

※高嶋政伸の「高」はハシゴダカが正式表記。

■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演:黒島結菜
作:羽原大介
語り:ジョン・カビラ
沖縄ことば指導:藤木勇人
フードコーディネート:吉岡秀治、吉岡知子
制作統括:小林大児、藤並英樹
プロデューサー:松田恭典
展開プロデューサー:川口俊介
演出:木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供=NHK

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