『ベイマックス!』菅野美穂が日本版声優続投 「8年も経っているなんて感じさせなかった」

『ベイマックス!』菅野美穂が声優続投

 6月29日よりディズニープラスで独占配信される『ベイマックス』の新シリーズ『ベイマックス!』の日本版声優を菅野美穂が続投することが決定した。

 日本とサンフランシスコからインスピレーションを得た架空都市サンフランソウキョウを舞台に描かれた2014年の映画『ベイマックス』。ケアロボット“ベイマックス”の愛くるしいキャラクターをはじめ、家族の愛やベイマックスと少年ヒロの深い絆を描いた同作は、第87回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞、日本でも興行収入90億円を突破する大ヒットを記録した。長きにわたって、映像作品以外にもアトラクションやグッズなどで人気を誇るベイマックスの新たな冒険を描く、新シリーズが始動。計6エピソードからなるドラマシリーズとなっている。

 謎の事故で兄を失い、深い傷を負った天才少年ヒロの前に現れた、ケアロボットのベイマックス。実は亡くなった兄が、人々の心と体を守るために開発したものだった。そんなベイマックスは、瞳で心とカラダの健康状態をスキャンし、手はこすり合わせるとAEDに。1万通りの治療法がプログラミングされていて、傷ついた人のSOSをキャッチできる優れた能力を持つが、一方で戦闘意欲や能力はゼロ。そんなベイマックスが街の“人助け”に挑む新たな冒険がスタートする。

 今回、菅野が声優を務めるのは、映画『ベイマックス』、テレビシリーズ『ベイマックス ザ・シリーズ』に続き、亡き両親に代わって甥っ子ヒロを育てる、母性愛に満ちた叔母・キャス役。4年ぶりにキャスを演じる菅野は「ベイマックスはフランチャイズ作品なので、
またシリーズが始まると思うとうれしいです、ありがとうございます! ディズニーランドでもアトラクションができたり、パレードにでてきたり、ディズニーの代表的な世界の一つになっているので、関わらせて頂けて幸運です」と、最新作で吹き替え声優として再び参加できることに喜びの思いを馳せる。

 4年ぶりのアフレコ収録については「今回初めて事前に映像と合わせて練習できなかったので、以前の収録を思い返して準備しました。ようやく役を掴めてきたかなという所でアフレコが終わってしまいました(笑)」と振り返りつつも、「声はそれなりに年を取っていると思いますが、いざベイマックスの世界に入ってみると、世界観が8年も経っているなんて感じさせなかったです」と、収録を始めるとすぐにベイマックスの世界観に入り込むことができたという。「8年経ってもベイマックスは、いつも安定したトーンで、不安な時にはその気持ちから遠ざけてくれて、寄り添ってくれる。穏やかで親しみやすいところは、変わらない良さですね」と、菅野自身もシリーズの魅力に改めて気づかされたとコメント。最新作については「今回もベイマックスが、ヒロや友達と協力して、色々な問題を解決します。新シリーズならではの楽しみを是非味わっていただけたらうれしいです!」とアピールした。

■配信情報
『ベイマックス!』
ディズニープラスにて、6月29日(水)より独占配信開始
出演:スコット・アドシット
脚本:シロッコ・ダンラップ
監督:ディーン・ウェリンズ(Ep1、2、6)、リッサ・トレイマン(Ep3)、ダン・エイブラハム(Ep4)、マーク・ケネディ(Ep5)
プロデューサー:ロイ・コンリ、ブラッドフォード・シモンセン
(c)2022Disney

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