『ミューン 月の守護者の伝説』4月19日先行公開 日本語吹替版の予告編も
フランス発のアニメーション映画『ミューン 月の守護者の伝説』の日本語吹替版が4月19日より東京都写真美術館ホールで先行公開後、5月20日よりシネマート新宿、心斎橋ほか全国順次公開されることが決定。あわせて日本語吹替版予告編が公開された。
本作は、『カンフー・パンダ』に参加したアレクサンドル・エボヤン監督と『略奪者』の脚本家ブノワ・フィリポンがタッグを組んだ異色冒険ファンタジー。3Dと2Dが混在したアニメーション作品となっている。メインキャラクターデザインは、『ヒックとドラゴン』のニコラス・マーレットが担当。フランス語版の主人公の声を、俳優のオマール・シーが担当した。
太陽と月が同時に存在する不思議な世界で、ひょんなことから“月の守護者”となってしまった主人公ミューン役に声優・歌手の大橋彩香、自信家でマッチョな“太陽の守護者”ソホーン役に小野友樹、そんな二人をフォローする“蝋”でできたヒロイン・グリム役を海外アニメーション吹き替え初挑戦となる武藤志織が務める。そのほか、月の守護者候補のライバル・リユーン役に小林千晃、グリムの父に柿原徹也、悪役ネクロス役に森嶋秀太、かつての月の守護者フォスフォ役に蓮岳大が名を連ねる。
空想の世界に暮らす、青白くいたずら好きな森の子、ミューン。ひょんなことから、夜を運び、夢の世界を守る「月の守護者」に選ばれたミューンだったが、何をするにも失敗ばかり。そしてとうとう月は失われ、太陽は冥界の王に盗まれてしまった。世界に昼と夜を取り戻すため、ミューンは太陽の守護者ソホーンと、か弱い蝋人形の少女グリムと共に旅に出る。
公開された日本語吹替版予告編では、太陽と月が同時に存在する不思議な世界で、ひょんなことから“月の守護者”となってしまった主人公ミューン役の大橋、自信家でマッチョな“太陽の守護者”ソホーン役の小野、2人をフォローする“蝋”でできたヒロイン・グリム役の武藤をはじめ様々なキャラクターを演じる声優陣の声が初披露されている。
また、また作品の魅力を漫画で紹介した“全16ページ書き下ろし漫画冊子”の無料配布も開始されている。
コメント
大橋彩香(ミューン役)
男の子の役柄を演じる機会もあまりなかったので、すごく新鮮でした。収録は大きな声を出すシーンも多かったので、ストレス発散にもなりました。老若男女に楽しんでいただける作品なので、ミューンの成長を、そしてグリムとソホーンとミューンの冒険を、ぜひ劇場で見守っていただけたら嬉しいなと思います。
小野友樹(ソホーン役)
7年越しということで、時を経て現地から日本で作品を観てもらえるきっかけとして、吹き替えに参加させてもらえるのは幸せなことだなと感じています。異文化交流というほどではないかもしれないですけど、フランスのアニメーションというものを僕らの声を通して、また観ていただけると嬉しいなと思います。
武藤志織(グリム役)
以前から“オタクっぽい役柄”を演じてみたかったので待ってた甲斐がありました。でも実際のグリムはオタクというより、研究熱心な女の子です。蝋で出来ていて、昼と夜の中間でしか外で活動できないというハンデがあり、本を読んで空想を膨らませていたのだと思います。あと、音が凄い作品です。特におすすめが“リスが落ちるときの「スコーン」って音”、皆さんも劇場でチェックしてみてください。
■公開情報
『ミューン 月の守護者の伝説』
4月19日(火)より、東京都写真美術館ホールにて先行公開
5月20日(金)より、全国順次公開
監督:アレクサンドル・エボヤン、ブノワ・フィリポン
音楽:ブリュノ・クレ
提供:リスキット、ホリプロインターナショナル、キャトルステラ
配給:リスキット
2014年/フランス/フランス語・英語・日本語/シネマスコープ/85分
(c)ONYX FILMS-ORANGE STUDIO-KINOLOGY
公式サイト:mune-movie.com