浅香航大、小関裕太、高杉真宙 恋愛ドラマ“本命”候補に名乗り出るのは?

浅香航大、小関裕太、高杉真宙が本命候補に?

 『ファイトソング』(TBS系)では一発屋のミュージシャンからの見事な大団円で多くの視聴者に感動を与えてくれた間宮祥太朗。本作では仕事も恋も手に入れた間宮だが、恋に敗れる2番手キャラとしての存在もまた記憶に新しく、今回それを払拭するかのように本命として大きく花開いた。4月期ドラマ『ナンバMG5』(フジテレビ系)、7月公開の映画『破戒』と立て続けに主演作品も決まっており、これまで以上に引く手あまたの役者へ。そんな間宮の活躍を振り返ると、やはり前述の2番手役で残してきた丁寧な仕事ぶりも評価のひとつになっているように思える。その間宮に続く存在として、“本命”候補に名乗り出そうな勢いの俳優陣にフォーカスし、その魅力を紐解いていきたい。

バイプレーヤーに留まらない浅香航大

花嫁未満エスケープ

 これまで『あなたの番です』(日本テレビ系、以下『あな番』)、『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系、以下『チェリまほ』)などに出演し、着実なキャリアアップをみせたのが浅香航大だろう。かつてジャニーズ事務所に所属していた経歴も持つ浅香は、高身長で端正な顔立ちに反し『あな番』での壮絶極まりない死に様や、『チェリまほ』でのユーモラスな芝居を通し、バイプレーヤーとして味のある芝居を見せてきた。ドラマだけでなくモキュメンタリー作品『私たち結婚しました2』(ABEMA)にトリンドル玲奈と夫婦設定で出演するなど、その活躍は多岐にわたる。

 浅香は『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』(日本テレビ系)の第3話では、ヒロインの雛子(高畑充希)に思いを寄せるも、あまりに極端な思想で戸惑わせる男・加賀美を演じた。真面目で実直、いかにも理想的な男性として登場したにもかかわらず、後半に近づくにつれ「問題アリ」であることを顕著に匂わせ、その存在感を遺憾なく発揮。ゲスト出演であり限られた時間の中で、役者としての魅力を存分に知らしめた。4月クールは、中村ゆりとのW主演ドラマ『今夜はコの字で Season2』(BSテレ東)、ヒロインの先輩役を演じる『村井の恋』(TBS系)、ヒロインを巡って三角関係を繰り広げる一人として出演する『花嫁未満エスケープ』(テレビ東京系)と、同時期に3作ものドラマに出演し、ひっぱりだこ状態。浅香がしっかりとヒロインの手を握る日もそう遠くはないのではないだろうか。

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