貫地谷しほり、渡辺大知、三浦貴大、ドリカム「空を読む」ドラマ版に出演決定

「空を読む」キャストに貫地谷しほりら

 2022年初夏にスターチャンネルEXで配信、2022年夏にBS10 スターチャンネルで放送されるオリジナルドラマ『5つの歌詩(うた)』の新キャストとして、貫地谷しほり、渡辺大地、三浦貴大の出演が発表された。

 同企画は、日本を代表するアーティストからコンセプトに合わせて楽曲を選出、“歌詩”の世界観をドラマ化するもの。本企画では聞き手の心の風景を映し出す楽曲を、一流の脚本家をはじめとするスタッフ陣が独自にピックアップし、オリジナルストーリーとして映像化する。

 同プロジェクトの第1弾をDREAMS COME TRUEが飾ることが決定。数ある楽曲の中から、「何度でも」「マスカラまつげ」「空を読む」「TRUE, BABY TRUE.」の4曲と、このドラマ企画のために新たに書き下ろされた「新曲」の計5曲が初映像化される。

 本企画に選ばれた4曲の歌詩の1つ「空を読む」は、恋や仕事や家族の為に一生懸命に頑張る「あなた」や、観た人がそれぞれに思い浮かべる「あなた」を主人公に投影できる物語。

 13年前に同じデザイン会社で出会い、結婚し夫婦となった歩実と泰輔。結婚を機に一級建築士だった泰輔は独立するが、仕事人間で無趣味の泰輔との日々はお互いのことを知り過ぎてしまっているせいか、マンネリ気味で交わす言葉も少ない。ある日、歩実が若手デザイナーと打ち合わせの際に、ふとめくった雑誌の写真に目がとまる。そこには、やはり13年前にお互い好意を抱きながらも別れた元カレのカメラマン風見光太の名前があった。

 デザイン事務所で働き、元カレと夫の間で揺れ動く主人公・歩実を演じるのは、NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』で初主演を務め、2013年の初主演映画『くちづけ』では第56回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞、以降数多くの作品に出演し続ける貫地谷しほり。

 13年前に旅行先で出会い付き合うも、突然歩実の前から姿を消してしまった風見光太を、映画『色即ぜねれいしょん』で主演デビューし、第33回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、以降多数の作品に出演する渡辺大知が演じる。

 歩実の夫・泰輔役を演じるのは、デビュー作『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』で第34回日本アカデミー賞新人俳優賞および第35回報知映画賞新人賞を受賞し、また『ふがいない僕は空を見た』『あなたへ』『わが母の記』などの演技により第86回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞、以降多数の作品に出演する三浦貴大。

 「空を読む」の演出は『飛んで埼玉』の助監督を務めた楢木野礼が担当。「何度でも」「マスカラまつげ」に続き、岡田惠和が脚本監修、『余命10年』の渡邉真子が脚本を手がける。

コメント

貫地谷しほり(高槻歩実役)

ドリカムさんの歌詩は、小さい頃から母が大好きで、ずっと聞いてきた歌詩だったので、そういった作品に参加できることはすごく嬉しかったです。凄く切ないイメージが歌詩にあって、今回のお話しにも切ないエッセンスがたくさん盛り込まれていて、すれ違いだったり、そういったところがドリカムさんの世界観になるのかなと思いました。私が演じた歩実は、以前から引きずっている恋愛がありまして、13年ぶりに元カレが突如自分の人生の中に現れたことで感情が揺さぶられ、その中で葛藤しながらも、色々なものを抱えている女性です。みんながみんなそうなのかわからないんですけれども、何か思い出に残っている、引っかかっているような思い出ってあると思うのですごく共感していただけるんじゃないかなと思うと同時に、今あるものの大切さというか、幸せなんだなぁと改めて思って実感できる作品になっていますので、是非ゆるい気持ちで見ていただいたらと思います。

渡辺大知(風見光太役)

曲を元にドラマ化、という事が自分にとって初めてだったので、脚本を読んでワクワクしました。DREAMS COME TRUEの音楽は物心ついた頃からずっと耳にしているので、この作品に参加できてすごく光栄に思います。撮影を終えて、生きている中で色々な人と出会いますが、自分と出会った誰かにもそれぞれ人生があって、そのほんのちょっとした些細なすれ違いで、出会えなかったり、別れたりっていうのが起こるんだなと、しみじみ感じました。僕の役はふとしたきっかけで主人公の歩実さんと13年ぶりに出会うのですが、その会っていなかった13年という空白の時間をどうにか見せれたらなと思って演じました。「空を読む」というドラマは、人と人のすれ違いを経て、成長していく女性の物語です。是非観て下さい!

三浦貴大(高槻泰輔役)

(この企画を)面白いコンセプトだなあと思いました。曲を知ってる方も多いでしょうし、ファンの方もたくさんいらっしゃるので、曲とリンクさせながらこのドラマを見るっていうのはすごく楽しいかなと思いました。夫婦だけじゃなくて、色々な友達であれ、恋人であれ、よくあるすれ違いといいますか、誰でも見て何か共感できる、思い当たる節がある、そういう話だったので、それを演じるのは難しいことでも、やりがいがあることなので凄く楽しみではありました。撮影現場は明るいです、本当に楽しかったです。どんな人でも共感できるような物語になっていると思います。ドリカムの曲とともにぜひお楽しみください。

楢木野礼(監督)

幼い頃、初めて自分で買ったシングルCDがドリカムさんの曲でした。小学生だった自分にはまだ経験もしたことのない大人びた内容の歌詩を、ちょっぴり背伸びした気分で聞きながら口ずさんでいたのを覚えています。歳を経て、このようなプロジェクトに参加させて頂けたのは、とても光栄でありましたし、とても不思議な気持ちでもありました。担当曲の「空を読む」は、大人になればなるほど歌詩の意味が痛いほどに分かってしまう、そんな曲ではないかと感じています。この曲を愛して止まないファンの皆さんをがっかりさせないように、という緊張感を持って挑ませていただきました。ドラマの中で、「空を読む」の歌詩の内容を象徴した1シーンがあるのですが、主演の貫地谷しほりさんが歌詩にもある複雑な心情を繊細に演じてくださっています。観てくださる方によっては、いろんな感じ方があるのではないかと思っています。是非、観て感じて頂けたら嬉しいです。

■放送・配信情報
『5つの歌詩(うた)』
スターチャンネルEXにて、2022年夏配信
BS10 スターチャンネルにて、2022年夏放送

「空を読む」
出演:貫地谷しほり、渡辺大知、三浦貴大 
演出:楢木野礼
脚本監修:岡田惠和
脚本:渡邉真子
制作:東北新社/MMJ
企画:スターチャンネル
(c)2022 東北新社
公式サイト:https://www.star-ch.jp/dreamscometrue

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