ユ・ヨンソク×オルガ・キュリレンコによるサスペンス 『バニシング:未解決事件』予告編
5月13日より公開される『バニシング:未解決事件』の予告編とポスタービジュアルが公開された。
本作は、『賢い医師生活』『ニューイヤー・ブルース』『スティール・レイン』などのユ・ヨンソクと、『007/慰めの報酬』『オブリビオン』などのオルガ・キュリレンコが共演したアクション・サスペンス。ユ・ヨンソクは3カ国語を操るソウル警察のエリート刑事パク・ジノを、キュリレンコは法医学界に目覚ましい貢献をもたらす教授として来韓したが、ある過去に向き合うことになる法医学者アリス・ロネを演じる。ソウル警察の刑事とフランス出身の法医学者が、大都市ソウルに蠢く巨大な闇に挑む。
監督を務めたのは、『譜めくりの女』でセザール賞出品歴のあるドゥニ・デルクール。2021年の釜山国際映画祭でワールドプレミア上映された。
ソウルで発生したある怪死事件。身元不明の遺体は指紋が奪われ、体中傷だらけの状態で発見された。ソウル警察の刑事ジノ(ユ・ヨンソク)は事件解決の手がかりを探るにあたり、シンポジウムのため来韓していた法医学者のアリス(オルガ・キュリレンコ)に協力を要請する。遺体の身元が容易に特定できず、臓器が違法な手術によって抜き取られていたことを知った2人は、背後に蠢く組織を追い詰めるべく捜査に挑む。しかしそこには、想像を絶する凄惨な事件の真相が隠されていた。
公開された日本版のポスタービジュアルには、ソウルの夜景を背に佇む、銃を構えた刑事ジノと国際法医学者で教授のアリスの姿が。きらびやかな街に潜む闇と、残酷な暗部に挑むさまが映し出されている。
あわせて公開された予告編は、「ジャカルタから移植用の肝臓が到着した」という緊張感溢れるアナウンスとともに幕を開ける。身元不明の死体と、その真相に迫ろうとするソウル警察の班長ジノ。法医学者アリスの協力の元、身元特定に近づいた彼らが見つけたのは“臓器売買”という衝撃的な事実だった。
■公開情報
『バニシング:未解決事件』
5月13日(金)より、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国公開
監督:ドゥニ・デルクール
出演:ユ・ヨンソク、オルガ・キュリレンコ、イェ・ジウォン
配給:ファインフィルムズ
2021/フランス、韓国/韓国語、フランス語、英語/カラー/88分/原題:Vanishing
(c)2021 The French Connection