北村優衣&宇野祥平、磯村勇斗主演映画『ビリーバーズ』出演へ ポスタービジュアルも公開

 磯村勇斗主演映画『ビリーバーズ』の公開日が7月8日に決定。あわせて北村優衣と宇野祥平の出演が発表され、キャラビジュアルと本ポスターが公開された。

 原作は、『Blue』『レッド』などを代表作に持つ山本直樹が、カルトの世界に切り込み、人間の欲望をあぶり出した同名漫画。『アルプススタンドのはしの方』『愛なのに』『女子高生に殺されたい』の城定秀夫が自ら本作の映画化を熱望し、監督を務めた。

 とある孤島で生活をする2人の男と1人の女。男の1人は「オペレーター」、女は「副議長」、もう1人の男は「議長」と互いに呼び合い、揃いのTシャツを着ている。「ニコニコ人生センター」という宗教的な団体に所属している3人は、「孤島のプログラム」と呼ばれる無人島での共同生活を送り「安住の地」へと旅立つ日に思いを馳せていた。朝の瞑想、昨晩見た夢の報告、テレパシーの実験、といったメールで送られてくる不可解な指令を実行し、時折届けられる僅かな食料でギリギリの生活を送る。それらすべてが、性欲や過度な食欲に物欲といった俗世の汚れを浄化し「安住の地」へ出発するための修行なのだ。だが、飢えとの戦い、突如現れた外界からの侵入者、ほんの僅かなほころびは、徐々に互いの本能と欲望を暴き出してゆく。

 ヒロインとなる副議長役をオーディションで選ばれた北村が演じる。宇野がもう1人のメンバーで孤島のリーダーでもある議長に扮する。

 公開されたポスターには、俗世からの侵入者を排除し、自分たちの「安住の地」を目指す信者たち3名がこちらを見据える様子が切り取られている。

 また、4月22日にムビチケが発売されることも決定。前売り特典として、ニコニコセンターマーク入りのオリジナルステッカーがプレゼントされる。

コメント

北村優衣

極限状態での人間の本質を描いたこの作品を、この役を、絶対にやりたいと思いました。人は弱く脆く欲深い。だから人は人を求めるし、そんな彼らの生き様が時に可笑しく、でも愛おしく、そして切ない。私にとっても挑戦となるこの作品を、城定監督をはじめ共演者とスタッフの方々に助けられながら、全身全霊で挑みました。今までにないこの『ビリーバーズ』の世界を早く皆さんに体感していただきたいです。

宇野祥平

山本直樹さんの『ビリーバーズ』を城定秀夫監督が映画化され、ファンとしてそれを観られる事に只々喜びました。磯村さん、北村さんは随分年下ですが、純粋且つ真摯な姿勢に教えてもらう事が多く、助けられました。人を分ける「あっち側」とか「こっち側」とか厄介な言い方がありますが、孤島でただならぬことをしている人達と同じ側で笑ったり怒ったりして観られるこの映画が僕はとても好きです。

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■公開情報
『ビリーバーズ』
7月8日(金)テアトル新宿ほか全国ロードショー
主演:磯村勇斗、北村優衣、宇野祥平
原作:山本直樹『ビリーバーズ』(小学館『ビッグスピリッツコミックス』刊)
監督・脚本:城定秀夫
制作プロダクション:レオーネ
配給:クロックワークス、SPOTTED PRODUCTIONS
R-15
(c)山本直樹・小学館/「ビリーバーズ」製作委員会
公式サイト:https://believers-movie2022.com/

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