『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』浅野いにお作品初のアニメ化決定

　浅野いにおの漫画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』、通称『デデデデ』のアニメ化が決定した。

　原作は、2月28日発売の『週刊ビッグコミックスピリッツ』（小学館）13号にて最終回を迎え、3月30日発売の単行本12集をもって完結。2014年より連載が開始された本作は、突如“侵略者”と呼ばれる存在に脅かされることとなった世界で、一見普通だが何かが決定的に変わってしまった日常を送り続ける女子たちを中心とした物語だ。2021年には、第66回小学館漫画賞一般向け部門を受賞し、2022年に第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。

　映画化された『ソラニン』や、累計発行部数300万部を超える『おやすみプンプン』など、数々の作品を生み出し続ける浅野だが、アニメ化は本作が初となる。

　アニメーション制作は磯光雄監督作『地球外少年少女』を手がけたProduction +h.が担当する。

　あわせて、アニメ制作現場より、浅野本人がProduction +h.のスタッフとともに意見を交わす現場を捉えた特別映像も公開。

　さらに、浅野によるコメントと描き下ろしイラストも公開された。

浅野いにお（原作）コメント

『デデデデ』アニメ化です。8年間の長期連載で、世間は大きく変わったような、そうでもないような、しかしながら確実に過ぎ去っていった時間の中で、どれだけ時間が経っても色褪せない大切で普遍的なものを作品の中に残せたと僕は自負しています。原作ではもう物語が語られることはありませんが、今度は動く門出とおんたんの姿を通して、今一度とても複雑でとても単純な『デデデデ』の世界を体験してください。『デデデデ』は終わりません。そして門出とおんたんは「絶対」なのです。

■作品情報
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』
原作：浅野いにお　
制作：Production +h.
(c)浅野いにお／小学館
公式サイト：https://dededede.jp/
公式Twitter：https://twitter.com/DEDEDEDEanime