『ガンパウダー・ミルクシェイク』新場面写真公開 監督のこだわりが詰まった7つのアイテム
3月18日より公開されるカレン・ギラン主演映画『ガンパウダー・ミルクシェイク』の新場面写真が公開された。
本作の監督・脚本を務めるのは、『オオカミは嘘をつく』のナヴォット・パプシャド。主演に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのギランを迎え、シスターフッドを讃えたハードボイルド・アクション映画を完成させた。
ネオンきらめくクライム・シティ。主人公・サムは、この街の暗殺組織に属する腕利きの殺し屋。だがある夜、ターゲットの娘エミリーを匿ったことで組織を追われ、命を狙われる羽目に。殺到する刺客たちを蹴散らし、夜の街を駆け抜ける2人は、かつて殺し屋だった3人の女たちが仕切る図書館に飛び込んだ。図書館秘蔵の銃火器の数々を手に、壮烈な反撃を始める。
公開された場面写真は、本作に登場するアイテムの数々を捉えたもの。きな臭い硝煙(ガンパウダー)とミルクシェイクのあまい響きが組み合わさったタイトルのように、ハードボイルドな世界観とキュートなアイテムが見事に融合した場面が切り取られている。
公開されたアイテムは全部で7点。1つ目はふわふわの真っ白なホイップクリームに、紅白ストライプ柄のストローがアクセントになったミルクシェイク。さらに、その横には女性同士が連帯し互いを助け合う物語が描かれる、ルイーザ・メイ・オルコット作『LITTLE WOMEN(邦題:若草物語)』の本もちらりと写っている。
2つ目は、直訳すると「子猫が大好き」と書かれた黄色いバッグ。その中には数多の銃火器が詰め込まれている。3つ目は、銃が隠された古い洋書。くり抜かれたページに、付録のおもちゃのように収まっている。4つ目は、パンダ型のキャリーバッグ。金の受け渡しに使われるこのアイテム、時に武器として使用される。
5つ目は、パンダ柄の携帯電話。オリジナリティ溢れるデザインで、受話口やタッチエリアもしっかり備わっている。6つ目は、ウェイトレスユニフォーム。『ゲーム・オブ・スローンズ』随一の悪女サーセイ・ラニスターを演じたレナ・ヘディがユニフォームに身を包みながら、ショットガンを構える姿が切り取られている。
7つ目は、「マシュマロ」「北海道」と日本語で書かれたポップなTシャツ。日本が大好きだと語るパプシャド監督は、このデザインを選んだ経緯について「かわいいだけじゃなくて、少しエッジのあるものを選んだ」という。
多種多様なアイテムが登場する背景について、パプシャド監督は「衣装から車、小道具、そしてキャラクターそれぞれの見た目。そのすべてがさまざまなジャンルや時代にインスパイアされている。鮮やかな色彩にあふれ、楽しくてポップで魅力的な世界を作ったんだ」とそのこだわりを明かしている。
■公開情報
『ガンパウダー・ミルクシェイク』
3月18日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:ナヴォット・パプシャド
出演:カレン・ギラン、レナ・ヘディ、カーラ・グギーノ、クロエ・コールマン、アダム・ナガイティス、ミシェル・ヨー、アンジェラ・バセット、ポール・ジアマッティ
配給:キノフィルムズ
提供:木下グループ
2021年/フランス・ドイツ・アメリカ合作/英語/カラー/スコープサイズ/DCP/114分/原題:Gunpowder Milkshake/PG12
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