タイ・シェリダンとリリー＝ローズ・デップが共演　SF映画『ヴォイジャー』3月25日公開へ

　タイ・シェリダン主演映画『Voyagers（原題）』が、『ヴォイジャー』の邦題で3月25日より公開されることが決定し、あわせてポスターと予告編が公開された。

　『ダイバージェント』のニール・バーガーが監督を務めた本作は、惑星移住ミッションに挑む若者たちの狂乱を描いたSF映画。惑星探査のミッションに挑む乗員に扮するのは、スティーヴン・スピルバーグ監督作『レディ・プレイヤー1』で主演を務めたシェリダン、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの娘で俳優のリリー＝ローズ・デップ、『ダンケルク』で新人ながらメインキャストを務めたフィオン・ホワイトヘッド。そして、『ロブスター』のコリン・ファレルが彼らの指揮官に扮する。

　地球温暖化による飢饉が人類を襲い、科学者たちは居住可能な新たな惑星を探した。そして2063年。可能性を秘めた惑星を発見し、探査隊を派遣することになる。航行にかかる期間は86年。乗員は訓練を受けた30人の子供たちと、彼らの教官であるリチャードが同乗した。子供たちは船内で成長して子孫を残し、惑星に到達するのは彼らの孫の世代だ。子供たちはリチャードに従順に従い、航行は順調かにみえた。そして10年後。クリストファーとザックは、彼らが毎日飲む薬によって人間としての欲望が抑制されていることを知る。そして、反発した乗員たちは本能の赴くままに行動するようになり、ある事件をきっかけに船内の統制が崩壊していく。

　公開された予告編は、地球温暖化により、新たに発見された惑星に人類を移住させるという長期的ミッションを実行するため、子供たちが送り込まれるところから始まる。彼らの任務は子孫を残し、孫たちを目的地に送り出すこと。しかし、やがて成長しミッションの裏に隠された真実を知ってしまった若者たちが指示に逆らい、本能を剥き出しにしていく様子が描かれる。

　あわせて公開されたポスタービジュアルでは、厳しい表情でたたずむシェリダン、ホワイトヘッド、デップの3人と、それを見守るファレルの姿が切り取られ、「惑星到着まで86年。乗員は30人の子供たち。出発から10年後何かが起こる―。」というコピーが添えられている。

■公開情報
『ヴォイジャー』
3月25日（金）より、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国ロードショー
監督・脚本：ニール・バーガー
出演：タイ・シェリダン、リリー＝ローズ・デップ、フィオン・ホワイトヘッド、コリン・ファレル
撮影：エンリケ・シャディアック
編集：ナオミ・ジェラティ
音楽：トレヴァー・ガレキス
製作総指揮：ジョナサン・ファーマン、スチュアート・フォード、グレッグ・シャピロ、ミゲル・パロス、アンドレア・スカルソ、ジェイミー・ジェソップ、グレッグ・クラーク、ヴィクトリア・ヒル、Ｇ・マック・ブラウン
製作：ベイジル・イヴァニク、ニール・バーガー、ブレンドン・ボイーア
提供：ニューセレクト
配給：アルバトロス・フィルム
2021年／アメリカ・チェコ・ルーマニア・イギリス映画／英語／108分／シネスコ／5.1ch
(c)2020 VOYAGERS FINANCING AND DISTRIBUTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト：voyager-movie.com