阿部寛、『DCU』で『テルマエ・ロマエ』以来の筋トレに挑戦 バディ役の横浜流星も太鼓判
1月9日に東京・丸の内で行われたTBS日曜劇場『DCU』の3カ国同時リモート試写会舞台に、主演の阿部寛をはじめ、横浜流星、中村アン、高橋光臣、岡崎体育、有輝(土佐兄弟)、山崎育三郎、趣里、市川実日子が登壇。撮影秘話を語ったほか、3カ国とリモートでつなぎ第1話の感想などを語った。
1月16日21時からスタートするTBS×海外プロダクション共同制作ドラマ、日曜劇場『DCU』。本作は、水中の操作に特化した架空の組織「DCU」を舞台にしたオリジナルドラマだ。DCU(Deep Crime Unit)とは潜水特殊操作隊の略称で、海上保安庁に新設された、水中事件や事故の操作を行うスペシャリスト集団。手錠を持ったダイバーたちが“水中”の事件と、そこに隠された謎に迫るウォーターミステリーとなっている。
DCUで隊長を務める新名正義役の阿部、新名とバディを組むのは瀬能陽生役の横浜、そして隊員ダイバーには中村、高橋、岡崎、有輝(土佐兄弟)の4人が名を連ね、警視庁公安一課の刑事役を山崎が担当する。また、この日登壇はしていないが、海上保安庁次長役には春風亭昇太、同庁救難部部長役に佃典彦と豪華な顔ぶれだ。
会場には第1話の試写会を終えた参加者が集まり、司会のTBSアナウンサー・日比麻音子のナビゲートでステージに登場したキャスト陣を大きな拍手で迎えた。会見では撮影秘話、キャスト同士のエピソードがたっぷり語られた。また、ところどころで笑いも起こるなど現場の雰囲気が伝わってくる会見となった。
阿部は「みなさんと同時に今日出来たほやほやを後ろで先ほど観させていただきました。まだ興奮が冷めやらぬなかで、非常に素晴らしい努力が報われた作品になったと思います」、横浜は「僕も興奮がしっぱなしというか。先ほど観させてもらったときに壮大なスケールで展開しているので、非常に物語に入りこむことができましたし、まだまだ撮影は続きますので、一丸となって全力で頑張っていきたいなと強く思いました」とそれぞれ挨拶。
同じく隊員の成合隆子役の中村は、「私は女性初の潜水士という役職です。改めて新しい作品に参加させていただけたことすごく嬉しく思います」と笑顔をみせた。山崎は「連ドラだったことを忘れるぐらいのスケール感」と第1話の手ごたえを感じた様子。続けて「くねくねしながらDCUを追いかけ回したいと思います」と笑いを誘った。
高橋は「素晴らしいチームのキャストのみなさまと馴染みのスタッフと作った作品なので不思議と冷静」と語れば、岡崎は「もう見つかっちゃったなって感じがしますね~岡崎体育も! いい演技をするなってことが見つかっちゃった」「今後のアジアナンバーワン俳優への道が開けてしまったな」と明るく声を張ると、キャストからも笑いがこぼれた。
土佐兄弟の有輝も隊員・大友裕也として出演。小栗旬のものまねを交えながら「現場に行くのが楽しくて、阿部さんも小栗旬さんのものまねを気に入ってくれてる」と現場の雰囲気が伝わるエピソードを披露。市川は試写を経て「頭も胸もいっぱい」としつつ、「育三郎さんが抜群に可愛かったっていう(笑)」と伝えると、山崎は「何を言ってるんですか(笑)」と言葉を交わした。