『巴里のアメリカ人』『若草の頃』など6作ラインナップ ミュージカル映画の特集上映開催
東京テアトルのセレクションによるスペシャル・プログラム「テアトル・クラシックス」の開催が決定し、2022年2月25日よりスタートする第1弾「愛しのミュージカル映画たち」の上映作品が発表された。
「テアトル・クラシックス」は、誰もが知る不朽の名作や、密かに人気を博す隠れた傑作を、東京テアトルのセレクションで贈る年2回のスペシャル・プログラム。第1弾は「愛しのミュージカル映画たち」と題し、ハリウッド・ミュージカル映画全盛期の作品と80年代の傑作ミュージカル6作品を上映する。
「愛しのミュージカル映画たち」では、20世紀初頭のセントルイスを舞台にした、ファミリー・ミュージカル『若草の頃』、第21回 アカデミー賞作曲賞(ミュージカル)受賞作『イースター・パレード』、第24回アカデミー賞(1952年)において作品賞、脚本賞、撮影賞、作曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞を受賞した『巴里のアメリカ人』、お金持ちと結婚してゴージャスな生活を送ることを夢見る、二人のショーガールが巻き起こす恋愛喜劇『紳士は金髪がお好き』、キャサリン・ヘプバーンが舞台・映画ともに主演した『フィラデルフィア物語』を、コール・ポーターの歌曲を用いてミュージカル化した『上流社会』、戦前ドイツの映画会社ウーファのコメディを、ブレイク・エドワーズが妻アンドリュースにぴったりな題材と考え、脚色・監督を担当、ロバート・プレストン、ジェームズ・ガーナー、レスリー・アン・ウォーレンらが脇を固めた『ビクター/ビクトリア』の6作品が上映される。
あわせてメインビジュアルと予告編も公開された。
■公開情報
「テアトル・クラシックス」
2022年2月25日(金)より、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開
『若草の頃』
監督:ヴィンセント・ミネリ
原作:サリー・ベンソン
出演:ジュディ・ガーランド、マーガレット・オブライエン、メアリー・アスター、ルシル・ブレマー、トム・ドレイク
脚色:アービング・ブレッチャー、フレッド・F・フィンクルホフ
製作:アーサー・フリード
撮影:ジョージ・J・フォルシー
音楽:ジョージー・ストール
1944年/113分/アメリカ/原題:Meet Me in St.Louis
『イースター・パレード』
監督:チャールズ・ウォルターズ
原作:フランセス・グッドリッチ、アルバート・ハケット
出演:ジュディ・ガーランド、フレッド・アステア、ピーター・ローフォード、アン・ミラー
脚色:シドニー・シェルダン、フランセス・グッドリッチ、アルバート・ハケット
製作:アーサー・フリード
撮影:ハリー・ストラドリング
作詞・作曲:アーヴィング・バーリン
振付:ロバート・アルトン
1948年/103分/アメリカ/原題:Easter Parade
『巴里のアメリカ人』
監督:ヴィンセント・ミネリ
脚本・原作:アラン・ジェイ・ラーナー
製作:アーサー・フリード
出演:ジーン・ケリー、レスリー・キャロン、オスカー・レヴァント、ジョルジュ・ゲタリー
撮影:アルフレッド・ギルクス
音楽:ジョージ・ガーシュウィン
振付:ジーン・ケリー
1951年/113分/アメリカ/原題:An American in Paris
『紳士は金髪がお好き』
監督:ハワード・ホークス
製作:ソル・C・シーゲル
原作:ジョゼフ・フィルズ、アニタ・ルース
出演:ジェーン・ラッセル、マリリン・モンロー、チャールズ・コバーン
撮影:ハリー・J・ワイルド
音楽:ライオネル・ニューマン、ジュール・スタイン
1953年/91分/アメリカ/原題:Gentleman Prefer Blondes
『上流社会』
監督:チャールズ・ウォルターズ
原作:フィリップ・バリー
脚色:ジョン・パトリック
製作:ソル・C・シーゲル
撮影:ポール・C・ボーゲル
音楽:コール・ポーター、ジョニー・グリーン、ソウル・チャップリン、チャールズ・ウォルターズ
出演:ビング・クロスビー、グレース・ケリー、フランク・シナトラ、ルイ・アームストロング
1956年/111分/アメリカ/原題:High Society
『ビクター/ビクトリア』
監督・脚本:ブレイク・エドワーズ
製作:ブレイク・エドワーズ、トニー・アダムス
美術:ロジャー・マウス
撮影:ディック・ブッシュ
音楽:ヘンリー・マンシーニ
振付:パディー・ストーン
出演:ジュリー・アンドリュース、ジェームズ・ガーナー、ロバート・プレストン、レスリー・アン・ウォーレン
1982年/133分/アメリカ/原題:Victor/Victoria
公式サイト:www.theatres-classics.com
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