ムロツヨシ×芳根京子×宮野真守×多部未華子、『ボス・ベイビー』のおすすめポイントを語る

ムロツヨシら『ボス・ベイビー』を語る

 日本テレビ系『金曜ロードショー』にて12月17日に放送される『ボス・ベイビー』。放送に向けて、12月17日に公開される最新作『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』で吹き替えを務めるムロツヨシ、芳根京子、宮野真守、多部未華子からコメントが寄せられた。

 『ボス・ベイビー』は、見た目は赤ちゃん、中身はおっさんの不思議な赤ちゃんと、7歳のティムが巻き起こす大冒険を描くアニメーション映画。日本では、『シュレック』シリーズなどで知られるドリームワークス・アニメーション史上最高となる、興行収入34億円超のヒットを記録した。

 両親の愛情を一身に受け、その幸せが永遠に続くと思っていた7歳の少年ティムに、弟ができるという一大事が起きる。しかもその子は黒いスーツに身を包み、ブリーフケースを片手に持った赤ちゃんだった。両親の前では可愛い赤ちゃん、でもティムの前では「俺がボスだ!!」と威張るボス・ベイビー。ところが実はボス・ベイビーは普通の赤ちゃんではなく、産業スパイにやって来たビジネスマンだという。仕事を全うして早く会社に戻りたいボス・ベイビーと、両親と3人の生活に戻りたいティムの利害は一致。2人は協力し、任務のための大冒険に乗り出していく。

 1作目『ボス・ベイビー』のおすすめポイントについて、ムロは「最初のシーン」、芳根は「特にお気に入りなのは、細かいところですが、ボス・ベイビーが階段から転げ落ちるところが大好きです!! そこのボス・ベイビーの声が好きなんです!」、宮野は「前作は大人のティムという事で、回想のナレーションと大人になってからというところだったんですけど、実はそれ以外にも役をやっていまして……実は、プレスリーのコスプレ集団が出てくるシーンがあるんですけど、それを全部やってるんです。ボスも真似して喋るのですが、そのボスとプレスリーとのやりとりはすごく面白いですよね」とそれぞれコメント。12月18日公開の最新作『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』から初めてシリーズに参加する多部は、「お話がすごくしっかりしていて、“兄弟”が、『こうあるべき』というよりも、『こうであったら素敵だな』という描かれ方をしていて、本当に心があたたまる話だと思いました」と魅力を語った。

 なお、番組の後半では、『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』の本編映像から、大人になったボス・ベイビーが、スーパーミルクで再び赤ちゃん返りをするシーン約5分がテレビ初公開となる。

ムロツヨシ コメント

1作目のおすすめシーン

まずは、ボス・ベイビーが生まれるといいますか、ボス・ベイビーという存在をみなさんに知ってもらえる最初のシーンですね。
芳根さん演じるティムが私を見つけるところから始まり、“ボス・ベイビーとは?”“ボス・ベイビーの会社とは?”。そして、バラバラだった兄弟が少しずつ一つにまとまっていくストーリーをぜひ楽しんでいただきたいなと思います。
また、新作よりも前作に多いのが、ボス・ベイビーの子供のような仕草と動き。ベッドの上に「カッッウゥ」って乗るところなどは前作ならではなので、楽しんでいただきたいなと思っております。

最新作の見どころ

前作もそうでしたが、とにかくテンポよく会話が繰り広げられます。もちろんやる方としては難しかったですけれど、『ボス・ベイビー』の世界観が非常によく出ていると思います。コミカルな部分や兄弟の会話に、物語の芯をついた会話もあるので、楽しみにしていただけたらと思います。
新作はもちろん兄弟愛ではあるんですけれども、さらに、ティムとタビサの親子の物語になっています。1つの家族の形として、こういう風にあったらいいなとか、娘の本音がこういう風に聞けたらいいなとか、そんないろんな「いいな」がある映画になってると思います。みなさんに届くことがあると思うので、楽しんで見ていただきたいなと思います。

芳根京子 コメント

1作目のおすすめシーン

1作目では、ボス・ベイビーのお兄さん、ティムをやらせていただきました。まさか、ムロさんのお兄ちゃんになる日が来るなんて思っていなかったので……すごい嬉しかったです! 初めての吹き替えだったので、すごく緊張したんですけど、すごくいいチームなので楽しくやらせていただきました。
特にお気に入りなのは、細かいところですが、ボス・ベイビーが階段から転げ落ちるところが大好きです!! そこのボス・ベイビーの声が好きなんです!

最新作の見どころ

前作は7歳の少年・ティムでしたが、今作では、ティムの7歳の娘・タビサ役を務めさせていただきました。この2人は繋がる部分もあるかなと思うので、ぜひ見比べていただけたらなと思います。タビサとティムの2人の愛情を感じていただけたら嬉しいなと思いますし、タビサの一生懸命さが私はすごく愛おしくて愛おしくてたまらなくて、ぜひ見てくださった方に、タビサの可愛らしい感じが届くといいなと願っております。
また、今回は歌にも挑戦させていただきました。本当に緊張しました。初めてこんなに喉のケアをしました。収録の日に向けてすごく加湿器を使ったし、すごくのど飴を食べたし、すごく水分も取りました!

宮野真守 コメント

1作目のおすすめシーン

前作は大人のティムという事で、回想のナレーションと大人になってからというところだったんですけど、実はそれ以外にも役をやっていまして……実は、プレスリーのコスプレ集団が出てくるシーンがあるんですけど、それを全部やってるんです。
ボスも真似して喋るのですが、そのボスとプレスリーとのやりとりはすごく面白いですよね。
エンドロールも全部「宮野真守」「宮野真守」ってしてもらいました。いい思い出です。

最新作の見どころ

今回こんなに出させていただけるとは……(笑)。本当にありがたいですね。みんなと絡む役だったのでその台詞のやり取りも面白かったです。ドリームワークスさんの作品は、やっぱり動きが面白くて激しくて、台詞量も多いしまくし立てるしの連続なので大変でした。終わった後にちょっと喉がかれてしまうほどでした。
前作に引き続き、今作もはちゃめちゃなコメディなのでとにかく笑えるんですよね。実は前作とテーマがガラッと変わってるなと感じました。前回は“子供達の冒険”が主軸になっていると思うんですけど、今回は大人の悩みみたいなものが主軸になっています。実はテーマが違う見せ方をしているというのも非常に面白く感じました。だからこそ、愛情の深さみたいなものが感じてもらえるんじゃないかなと思いますので、兄弟愛だったり家族愛だったり、たくさん感じてほっこりしてほしいなと思います。

多部未華子 コメント

1作目を鑑賞して

お話がすごくしっかりしていて、“兄弟”が、「こうあるべき」というよりも、「こうであったら素敵だな」という描かれ方をしていて、本当に心があたたまる話だと思いました。
すごく楽しく見させていただいたので、今回このメンバーに入れることができてとても嬉しいですね。

最新作の見どころ

『ボス・レディ』は、みんなを丸め込んでミッションに参加させるために、ものすごく早口で、相手に納得させる時間を作らないままどんどんどんどんストーリーを進めていくというキャラクターでした。早口にまくし立てて喋るのが本当に難しかったところでもあり、そこを楽しみながら参加させていただきました。
年の瀬のこの寒い時期に、こんなに心が温まって映画館を出られる作品に自分自身も参加させていただいたのがとても嬉しかったです。娘を持つお父さんが見たら、多分涙が止まらないんじゃないかなというくらいほっこりするので、ぜひお父さんはハンカチを持って映画館に行っていただけたらと思います。

■放送情報
『ボス・ベイビー』
日本テレビ系にて、12月17日(金)21:00~22:54放送
※本編ノーカット、地上波初放送
声の出演:ムロツヨシ、芳根京子、宮野真守、乙葉、石田明(NON STYLE)、山寺宏一
監督:トム・マクグラス
製作:ラムジー・アン・ナイトー
脚本:マイケル・マッカラーズ
音楽:ハンス・ジマーandスティーヴ・マッツァーロ
(c)2021 Dreamworks Animation LLC. ALL RIGHTS RESERVED

■公開情報
『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』
12月17日(金)より全国公開
声の出演(字幕):アレック・ボールドウィン
声の出演(吹替):ムロツヨシ、多部未華子、芳根京子、宮野真守、乙葉、石田明(NON STYLE)
製作:ジェフ・ハーマン
監督:トム・マクグラス
配給:東宝東和、ギャガ
原題:The Boss Baby: Family Business
(c)2021 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
公式サイト:bossbaby.jp
公式twitter:@Dreamworks_JP
公式instagram:@dreamworks_jp

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