『ラストナイト・イン・ソーホー』松浦だるまのイラスト公開 著名人からの絶賛コメントも
12月10日に公開されるエドガー・ライト監督最新作『ラストナイト・イン・ソーホー』より、漫画家・松浦だるまのイラストが公開された。
本作は、『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』『ベイビー・ドライバー』などのライト監督4年ぶりの新作となるタイムリープ・サイコホラー。
キャストには、『ジョジョ・ラビット』『オールド』のトーマシン・マッケンジー、Netflixオリジナルシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』のアニャ・テイラー=ジョイが名を連ね、ロンドンの異なる時代に存在する2人の若い女性を演じる。
今回公開されたイラストは、『累-かさね-』の原作漫画家の松浦による描きおろしイラスト。松浦は、「街の光と闇、過去と現在、夢と恐怖、そして魅惑のサンディと可憐なエロイーズ……。 対になる世界の間で魅せられ、溺れ、観終えてからも興奮は冷めやらず。 今この快作に出会えたことを幸せに思います」とコメント。
エロイーズとサンディ、2人の少女にフォーカスされ、色味、すいこまれるような瞳、重なりあった手などが繊細なタッチで描かれている。
あわせて、本作をいち早く鑑賞したOKAMOTO’Sのオカモトコウキ、ピーター・バラカンら著名人14名より、絶賛コメントも寄せられた。
著名人 コメント
オカモトコウキ/OKAMOTO’S
誰もが憧れるSwinging 60'sに潜むダ―クサイド。 見事なスト―リ―テリングと音楽に彩られた新たな傑作をエドガ―・ライトが作り上げた。 この作品は、僕らの世代におけるシャイニングだ。
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
日々ぶらついていた青春時代のソーホー、常に隣り合わせの華やかさとヤバさがリアルに甦ってくる映画です。
普段は怖いのが苦手なぼくはハラハラしながら、目をそらすことなく最後まで釘付けでした!
町山智浩(映画評論家)
1960年代のロンドンはファッションと音楽の最先端、そこに孤独な少女がタイムスリップ、しかし、華やかな夢の裏には……。
めくるめくカメラワークで魅せるミュージカルでファンタジーでホラー、そして青春のほろ苦さ……全部盛りです!
小島秀夫(ゲームクリエイター)
こんなにも鮮やかで眩しい魅惑のホラー・スリラー映画があったろうか!
キャスト、照明、撮影、音楽、60年代のソーホー、重奏的であり、重層的でもある鏡面から、映像の魔術が溢れ出す!
悍ましいのに魅了される! 鏡の様に何度でも見直すことになる映画だ。
長谷川町蔵(文筆家)
夜のロンドンに棲む、夢半ばで散ったゴーストが語るホラーストーリー。
ペトゥラ・クラーク「恋のダウンタウン」がこれだけ妖しく響いた映画があっただろうか。
朝倉加葉子(映画監督)
数多のホラーやニューロティックスリラーのリベンジであり讃歌であるラストには号泣……!
映画を観てきてこんな幸せなことはない。全ての映画好きにこの夢に浸ってほしい!
山崎まどか(コラムニスト)
60’sのドレスに身を包んだアニャ・テイラー・ジョイ、まるでロンドンのホリー・ゴライトリー!
都会で自由に生きる妖精みたいな女の子たちの残酷な真実を描いた傑作です。
宇野維正(映画・音楽ジャーナリスト)
極上のノスタルジーと現代的主題の見事なバランス。フィルム1コマの隙もない映像表現の濃度と精度。
今作をもって、エドガー・ライトは「名匠」の仲間入りを果たした。
DIZ(映画アクティビスト)
2021年1番の最高傑作。絶対に見逃さないでほしい。
60年代にタイムリープし、その時代を生きる女性にシンクロすることで浮き彫りになる、現代にも続く腐敗した闇を見事な映像体験に落とし込むエドガー・ライトの新境地は鳥肌の連続。映画を観る理由がここにある。
スティーヴン・キング(作家)
捻りの効いたタイムトラベル。この作品は特別だ。
タイカ・ワイティティ(映画監督)
とても素晴らしくてスリリングで、エドガー・ライトらしい作品。トーマシン・マッケンジーとアニャ・テイラー=ジョイの演技はものすごく素晴らしかった。絶対観るべき!
ジェームズ・ガン(映画監督)
エドガー・ライトの型破りなスタイリッシュホラーへの愛を感じた。彼の手腕、彼の経歴、キャスティング含め最高の一作だ。
ジョン・クラシンスキー(映画監督)
エドガー・ライトがこんなアイデアを持っていたなんて!
この美しくメロディアスな悪夢は、彼が大好きなジャンルへ送る現代のラブレターだ。
ライアン・ジョンソン(映画監督)
何が楽しいかって? 大切な友達が、自分の好きなものを作っているのを見ていると、まるで一緒に遊んでいる気分になる。まさにエドガー・ライトと『ラストナイト・イン・ソーホー』だよ。とても特別な作品だ。
■公開情報
『ラストナイト・イン・ソーホー』
12月10日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開
監督:エドガー・ライト
脚本:エドガー・ライト、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
製作:ティム・ヴィーヴァン、ニラ・パーク
出演:アニャ・テイラー=ジョイ、トーマシン・マッケンジー、マット・スミス、テレンス・スタンプ、マイケル・アジャオほか
配給:パルコ、ユニバーサル映画
2021年/イギリス/カラー/デジタル/英語/原題:Last Night In Soho/R-15
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