リチャード・フライシャー監督作『絞殺魔』『10番街の殺人』『夢去りぬ』の特別上映が決定

 リチャード・フライシャー監督の実録犯罪映画3作品が、12月1日より期間限定でTCC試写室で特別上映されることが決定した。

 戦後すぐにキャリアをスタートさせたフライシャーは、『海底二万哩』(1954年)、『ミクロの決死圏』(1966年)といった話題作をはじめ、文芸作からホラーまであらゆるジャンルを手がけ、2006年に89歳で逝去した。今年8月には奴隷牧場を営む家族の栄光と没落を描いた『マンディンゴ』(1975年)がリバイバル公開された。

 今回の上映は、映画館ではなかなか上映機会のない世界の名作を大きなスクリーンで体験するため、配給会社マーメイドフィルムが新橋の国映TCC試写室の協力を得てオープンした「土橋名画座」の第1弾となる。フライシャー監督の『絞殺魔』『10番街の殺人』『夢去りぬ』の3作品が特別上映される。

 『絞殺魔』は、1962年から1964年にかけて全米を震撼させた“ボストン絞殺魔事件”を描いた、ドキュメンタリータッチの作品。女性だけを狙った連続絞殺事件を検事のボトムリーが捜査の指揮をとるが、事件は迷宮入りに。そんなとき、ある男が逮捕される。

 『10番街の殺人』は、イギリス最大の冤罪事件となった“エヴァンス事件”がモチーフ。ロンドンの古いアパートに住むクリスティは温厚な元警察官だが、その正体は女性を殺害して凌辱する殺人鬼だった。新しく越してきた若い夫婦も彼の毒牙にかかり……。『ガンジー』(1982年)などの監督リチャード・アッテンボローが強烈なキャラクターを演じた。

 『夢去りぬ』は、数々の雑誌や広告のモデルとなったイヴリン・ネスビットにまつわる20世紀初頭の一大スキャンダルに材をとったメロドラマ。著名な建築家スタンフォードと恋に落ちた踊り子イヴリンだったが、大富豪の御曹司の執拗な求婚に抗いきれず結婚してしまう。やがて悲劇が起こる。

■公開情報
「名匠リチャード・フライシャー監督実録犯罪映画3大傑特別上映」
12月1日(水)〜12月19(日)、土橋名画座(TCC試写室)にて特別上映

【上映作品】
『絞殺魔』
出演:トニー・カーティス、ヘンリー・フォンダ、ジョージ・ケネディ
1968年/アメリカ映画/116分/カラー/原題:The Boston Strangler

『10番街の殺人』
出演:リチャード・アッテンボロー、ジョン・ハート、ジュディ・ギーソン
1971年/イギリス映画/111分/カラー/原題:10 Rillington Place

『夢去りぬ』
出演:レイ・ミランド、ジョーン・コリンズ、ファーリー・グレンジャー
1955年/アメリカ映画/109分/カラー/原題:The Girl in the Red Velvet Swing

料金:1,200円均一
提供 : 国映、マーメイドフィルム
公式サイト : https://www.facebook.com/fleischerfilms.tcc
公式Twitter : @Fleischerfilms



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