さとうほなみ、『恋い焦れ歌え』で稲葉友と夫婦役に 「脚本の力強さに心打たれました」
さとうほなみが、稲葉友主演映画『恋い焦れ歌え』に出演することが決定した。
『プリテンダーズ』の熊坂出が監督を務める本作の主人公は、清廉潔白な小学校臨時教員・桐谷仁(稲葉友)。正規教員の道も見えてきた最中、彼を恐ろしく深い闇に突き落とす出来事が起こる。それから3カ月経ったある夜、「覚えてる? 俺のこと」と彼の前に、謎の男・KAI(遠藤健慎)が現れる。仁が抱える恐ろしいトラウマを容赦なくえぐり、さらにそれをラップで表現するよう挑発する、まるで黒い悪魔の使者のような男。KAIはなぜ仁に執着するのか、仁は自らの闇にどう立ち向かっていくのか。川崎で深い傷を負った
さとうが演じるのは、年収4桁超えのやり手アートディレクターであり、稲葉演じる桐谷仁の妻・仁美役。ある日を境に様子がおかしくなった夫に違和感を抱いた仁美。原因を探るため彼のスマートフォンを手に取ると、そこで衝撃的な検索履歴を目にしてしまう。さとうは、想像もしなかった夫の悩みに戸惑いながらも、真摯に向き合おうとする妻を熱く演じる。男たちが再生するための葛藤と戦い、そしてその向こう側にある真実の愛とは。
なお、映画と世界観を同じとする電子コミック版『恋い焦れ歌え〜R.I.P.〜』の3巻が、コミックシーモアにて本日より先行配信スタートした。
コメント
さとうほなみ
まず最初に脚本を読ませていただいた時は、脚本の力強さに心打たれました。人間がどうにか出来る部分と出来得ない部分。不可抗力の中でもがき苦しむ。熊坂監督のリアルさを追求する面から、そこが更に見えてきました。そこは苦しいながら、居心地の良い場所でありました。皆様に届きますよう。
熊坂出監督
僕のさとうほなみ初体験は、ゲスの極み乙女。のほな・いこかでした。アンサンブルミュージックを生業としている方は、表現と他者理解その両方に長けていることが多いと常々感じますが、さとうほなみさんは長けているどころか別格でした。相手と関わり相手と自分を掛け算して答えを無限大に。そういう事を常日頃からやられているのだなと実感させられる、優しい演技でした。優しさとは強さだと、彼女を見ていると心から思わされます。どうかご期待ください。
■公開情報
『恋い焦れ歌え』
2022年春公開
原作・監督・脚本:熊坂出
出演:稲葉友、遠藤健慎、さとうほなみ
原作:熊坂出『恋い焦れ歌え〜R.I.P〜』
企画・配給:(c)2021「恋い焦れ歌え」製作委員会
(c)2021「恋い焦れ歌え」製作委員会
公式サイト:https://koi-uta.com