岩田剛典、安藤政信、長谷川京子、篠原涼子主演『金魚妻』出演へ ティザー予告も公開
2022年配信のNetflixオリジナルシリーズ『金魚妻』の第2弾キャストとして、岩田剛典、安藤政信、長谷川京子の出演が決定。あわせてティザー予告とティザーアートが公開された。
Netflixがフジテレビジョン、フジクリエイティブコーポレーションと共に企画・製作をする本作は、様々な事情と想いを抱える女性たちの禁断の不倫愛を題材に、『グランドジャンプめちゃ』(集英社)で連載中、累計280万部を超える黒澤Rによる同名漫画を映像化するもの。
風情ある風景が残る下町に隣接する高層タワーマンションの最上階。平賀さくらは、ある事故をきっかけに美容師としての夢を諦め、結婚。多数のサロンを手がける夫・卓弥と、誰もが羨む華やかな人生を歩んでいるかと思われていたが、実は夫からのDV、そしてモラハラに苦しむ日々を送っていた。それでもサロンの共同経営者としての仕事を自分の居場所と信じ、夫から離れることができないさくらは、偶然立ち寄った金魚屋で運命的な出会いを果たす。金魚鉢の中で泳ぐ“金魚”に自分を重ねるさくらと、彼女をまっすぐに見つめる春斗。やがて、夫の暴力が限界となって家から逃げ出したさくらは、春斗と一線を超えてしまう。それは刹那的な逃避なのか、それとも運命の恋なのか。
岩田は、傷ついたさくらを優しく受け入れる春斗役を担当。安藤は、愛していたはずの妻をいつしか支配するようになった夫・卓弥を演じる。そして長谷川が、ある事情からさくらに挑むような態度を取るゆり葉役で出演する。そのほか、松本若菜、中村静香、瀬戸さおり、石井杏奈、眞島秀和、藤森慎吾、犬飼貴丈、久保田悠来が共演に名を連ねた。
公開されたティザーアートでは、水槽越しに目が合うさくらと春斗のシーンが切り取られている。
ティザー予告の冒頭では、「不倫」という言葉に登場人物たちが色々な反応を示す。嫌悪や驚く表情を見せる彼女たちの中で、「不倫なんて考えられない」と笑顔で即座に否定するさくら、そんな彼女に不敵な笑みを浮かべるゆり葉の表情が捉えられ、さくらと春斗の距離が縮まっていくさまが描かれている。
出演が決定した岩田と原作の黒澤Rからはそれぞれコメントも到着。岩田は本作について「繊細な大人の恋愛ドラマ。それぞれの登場人物が持つコンプレックスを、男女のむき出しの人間模様と共に赤裸々に描いた内容になっていると思います」とコメント。そして自身が演じた春斗について「春斗は過去の自分にコンプレックスを抱えている役柄。さくらと出会い、お互いの関係性の構築に伴う衝突や偏見、厳しい道のりを乗り越えて成長していく様を表現できるように演じました」と語った。黒澤Rは『金魚妻』の映像化について改めて「お二人の名前が最初に挙がった時はまさかと驚きました。今でも現実感がわきません。ドラマ制作は全てお任せする事にしましたので、ここでは私も一視聴者。多くの方と一緒に楽しめたら嬉しいです」と期待を寄せた。
岩田、黒澤Rからのコメント全文は以下の通り。
コメント
岩田剛典
繊細な大人の恋愛ドラマだなと。それぞれの登場人物が持つコンプレックスを、男女のむき出しの人間模様と共に赤裸々に描いた内容になっていると思います。不倫というセンシティブなテーマですが、男女の愛の在り方や家族の大切さも伝わる脚本だと思いました。
小さな町の金魚屋の店長である春斗は、過去の自分にコンプレックスを抱えている役柄でした。
さくらと出会い、お互いの関係性の構築に伴う衝突や偏見、厳しい道のりを乗り越えて成長していく様を表現できるように演じました。
この作品は個人的に、ご縁が重なり、出会うべくして出会った作品になったのかなという思いがあります。
Netflixだからこその、攻めた大人の恋愛ドラマをお楽しみください。
黒澤R
肌の露出が多い作品ですので、お二人の名前が最初に挙がった時はまさかと驚きました。
今でも現実感がわきません。
写真で「金魚のとよだ」のセットを見ましたが、まさに「昭和と平成を経て現在も客に愛され続ける金魚屋」でした。こんなお店が近くにあったら良いですね。睡蓮鉢に貼られた「飼えなくなった魚、引き取ります」(要約)のポップ、観賞魚品評会の賞状、古いレコードが特に素晴らしく、店主の人柄が伝わるようでした。
ドラマ制作は全てお任せする事にしましたので、ここでは私も一視聴者。
多くの方と一緒に楽しめたら嬉しいです。
■配信情報
Netflixオリジナルシリーズ『金魚妻』
Netflixにて、2022年全世界同時配信予定
原作:『金魚妻』黒澤R(集英社『グランドジャンプめちゃ』連載)
監督:並木道子(フジテレビ)、楢木野礼、松山博昭(フジテレビ)
出演:篠原涼子、岩田剛典、安藤政信、長谷川京子、松本若菜、中村静香、瀬戸さおり、石井杏奈、眞島秀和、藤森慎吾、犬飼貴丈、久保田悠来
脚本:坪田文、越川美埜子、的場友見
撮影:相馬大輔
エグゼクティブ・プロデューサー:坂本和隆(Netflix コンテンツ・アクイジション部門ディレクター)、牧野正(フジテレビ)
プロデューサー:中野利幸(フジテレビ)、浅野澄美(FCC)、小林和紘(FCC)
制作プロダクション:フジクリエイティブコーポレーション
製作:Netflix