松井珠理奈「早く、観た人と喋りたい!」 ドラマ『キン肉マン TLL』の沼にハマる

松井珠理奈が語る『キン肉マン TLL』

 1979年に『週刊少年ジャンプ』で連載がスタート。80年代のジャンプ黄金世代を代表する作品であり、現在『週刊プレイボーイ』で連載が続いている『キン肉マン』。その「キン肉マン」をベースに、今回、新たなドキュメンタリードラマが誕生!

【第1話まるごと無料配信】「キン肉マン THE LOST LEGEND」眞栄田郷敦、玉城ティナ、綾野剛【WOWOW】

 『キン肉マン THE LOST LEGEND』と題されたそのドラマは、10月8日からWOWOWで放送・配信スタート、第1話は無料放送される。リアルサウンドでは本作について、元SKE48のメンバーであり、自身もリングに立ったことがあるほどのプロレス好き、そして『キン肉マン』も大好きという松井珠理奈へのインタビューを実施した。

 前編(本稿)では、ドラマの面白さに迫り、後編(近日公開予定)では松井の『キン肉マン』への愛を訊いた。(関口裕一)

『キン肉マン』の悪役は嫌いになれない

ーー最初に伺いたいのが、おそらく読者の大多数が男性で、“女子ウケ”する要素がほとんど見当たらない『キン肉マン』という作品と、珠理奈さんのような女性がいつ、どうやって“出会ってしまった”のでしょうか? これはゆでたまご先生も興味津々だと思います。

松井珠理奈(以下、松井):小学生のとき、漫画ではなくケーブルテレビで放送していたアニメを観たのがきっかけです。私は元々少女漫画より、少年漫画の戦う感じ、当時で言えば『NARTO』や『BLEACH』とかが好きだったので、『キン肉マン』に特に違和感を覚えたことはなかったですね。

ーーなるほど、ベースとして少年漫画好きという要素があったと!

松井:あと父がすごいプロレスとか格闘技が好きだったので、私もテレビで観ていたんでです。それもあって入りやすかったのかもしれない。

松井:そこでもうプロレスが出てくるんですね(笑)。『キン肉マン』のどの辺が面白いと思いました?

松井:子供向けの戦いものの番組とかだと、正義と悪というのをわりとはっきりわかりやすく作っていることが多いと思うんです。勧善懲悪じゃないけど、わかりやすく悪い相手を倒してスッキリするというか。でも『キン肉マン』に出てくる悪い超人は、実は仲間思いだったり、優しいところもあったり、どうしても嫌いになれない部分があるのが面白いなと思いましたね。

ーーなるほど、どちらかというと悪魔超人とかの立ち居振る舞いに興味をもったと。

松井:だから私、バッファローマンがいちばん好きなんです! 7人の悪魔超人のボスで仲間との結束も固かったけど、キン肉マンと戦ってそのあと正義超人になりましたよね。ヒールだけど仲間を大切にする、というのは、実際のプロレスでも内藤哲也選手などはまさにそうですし、現実にもヒールからベビーにターンする人もいるんですよね。それもプロレスの魅力で、「ヒールだけど実はいい人」というのは、私の推しポイントです。『キン肉マン』のキャラクターたちは、身体がしっかり大きくていいですよね。プロレスラーらしいというか。

ドラマだけど「演技とは思えない!」

ーープロレスファンも唸る、ディープな話だと思います。さて、今回のドラマのあらすじを説明すると、『キン肉マン』という作品には、これまで何回も実写映画化を試み、その度になぜか頓挫してきた経緯があり、その謎を、新たな実写化でウォーズマン役をやることになった眞栄田郷敦さんと、ミート君役の玉城ティナさんが追うというドキュメンタリータッチのドラマになっています。1話、2話をご覧になって、率直な感想はどうですか?

松井:今回のドラマ化のニュースをネットで見たときは、『キン肉マン』のあの世界、超人たちの戦いを実写化すると思ったので、ガチなレスラーの人たちじゃないとできないなと思ったんです(笑)。スマートな眞栄田郷敦さんや綾野剛さんが、どうやって超人になるんだろう?って。実際に観させていただいて、特に序盤はあれ、映画化? 綾野剛さんがプロデューサー? 本当に映画を作るの!? と、グイグイ引き込まれて。

ーー僕もそう思いました。それくらいリアルな映像でしたよね。

松井:スタッフルームとしてキン肉ハウスを綾野剛さんが自腹で建てた、というシーンも、「綾野さんのプロデューサー魂すごい!」と思いつつ、いや、これドラマのお話だよね……と。ドキュメンタリーの作りをしたドラマなんだというのは理解できるんですけど、たぶんリアルに台本がないアドリブのシーンも混ざっている気がして、ものすごくリアルですよね。園子温監督と眞栄田郷敦さんが初めて会うシーンなど、これは演技とは思えない! って。

ーー演技のお仕事もされる珠理奈さんから見ても、その辺の境界線が曖昧に感じるくらいリアルな作りだということですね。だからこそ、余計にドラマの世界観に引き込まれたと。

松井:そうなんです。2話まで観てようやく謎を追っていくという流れが見えてきて、最終的に謎は解けるのかとか、キン肉マン役を誰がやるのかなとか、もう気になりすぎちゃって! ここから3話まで待てないし、もう最後まで追いかけるしかないと思いました(笑)。

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