要潤、小籔千豊、杉田かおるが敵役に 米倉涼子主演『ドクターX』追加キャスト発表

『ドクターX』に要潤、小籔千豊ら出演

 米倉涼子主演ドラマシリーズ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の第7シーズンの追加キャストが発表された。

 本作は、主人公・大門未知子が病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描いた医療ドラマ。2012年の誕生以来、全シリーズで高視聴率を叩き出し、全シリーズの平均視聴率20%超えの快挙を達成。橋田賞や向田邦子賞をはじめとする各賞を受賞している。

 100年に1度のパンデミックが猛威を振るう最新シリーズ。世界中で医療崩壊が起こるなか、今や「東帝大」は感染治療と内科を最優先し、不要不急の外科手術は延期する方針を採用。かつて花形だった外科は別棟の分院へ追いやられ、メスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭し、病院を牛耳ろうとする。

 今回発表されたキャストは、要潤、小籔千豊、杉田かおる、永野宗典。永野が演じる内科医・寒蝉勇次も含め、それぞれ蜂須賀に忠誠を誓う新・御意軍団となる。要が演じるのは、蜂須賀が内科の先進医療を完璧なものにするため「東帝大学病院」へ招聘する外科医・興梠広。要は「歴史ある作品への出演にプレッシャーも感じましたが、それ以上に『出たい!』という気持ちが強かったので、幸せです。ウソがないようにスーパードクターを演じるため、手術シーンに向けて練習もしっかりやろうと思います」とコメントしている。ドラマ『肩ごしの恋人』(2007年/TBS系)や『松本清張 強き蟻』(2014年/テレビ東京系)に続く米倉との共演については、「米倉さんは昔から力強く現場を引っ張ってくれる方なので、安心しています。劇中ではスーパー・スーパードクターの大門未知子と対立しますが、米倉さんの胸を借りるつもりでぶつかっていきたいです」と語っている。

 小籔が演じるのは、内科副部長・鍬形忠。出演オファーを受け「僕は失敗しかしないので、『僕でいいんかなぁ?』と大変恐縮した」「たぶん嫁はんの両親も大喜びされるだろう、と思って出演を引き受けさせていただきました。結婚したときは貧乏芸人だった僕ですが、今回の解禁を通じて『お義父さん、お義母さん、僕は『ドクターX』に出ていますよ!』と伝えられたらいいな、と思います」とコメント。「あくまで鍬形として真面目に、彼が信じる正義を演じたいです」と意気込みもみせた。

 杉田は、蜂須賀の右腕である優秀な広報室長・三国蝶子を演じる。杉田は、米倉とはドラマ『不信のとき~ウーマン・ウォーズ~』(2006年/フジテレビ系)以来15年ぶりの共演。「米倉さんはもともとすごいオーラを放っている方でしたが、さらに美しさに磨きがかかり、俳優さんとしても大きくなられて!」と久々の再会に胸を躍らせる。さらに「回を追うごとにいろんな本性が出てくる、深みのある役なので、演じていても楽しいです。視聴者の方にも楽しんでいただけるキャラクターを作れるよう頑張ります」と語った。

■放送情報
『ドクターX~外科医・大門未知子~』
テレビ朝日系にて、10月14日(木)スタート 毎週木曜21:00~21:54放送
出演:米倉涼子、内田有紀、遠藤憲一、勝村政信、鈴木浩介、岸部一徳、西田敏行、野村萬斎
脚本:中園ミホほか
音楽:沢田完
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:大江達樹(テレビ朝日)、峰島あゆみ(テレビ朝日)、霜田一寿(ザ・ワークス)、大垣一穂(ザ・ワークス)
演出:田村直己(テレビ朝日)、山田勇人
制作協力:ザ・ワークス
制作著作:テレビ朝日
(c)テレビ朝日

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