佐藤二朗主演『さがす』に伊東蒼、清水尋也、森田望智 『おかえりモネ』キャストが集結

佐藤二朗主演『さがす』に清水尋也ら

 2022年に全国公開される佐藤二朗主演映画『さがす』の追加キャストとして、伊東蒼、清水尋也、森田望智の出演が発表された。

 本作は、『岬の兄妹』で国内外から高い評価を受けた片山慎三監督がオリジナル脚本で挑む、長編2作目にして、商業映画デビュー作。主演の佐藤は、不穏な言葉を残して娘の前から姿を消した父・原田智役を担当。ユーモラスなパブリックイメージを封印し、原田の直面する苦悩や、単純に割り切れない人間の善悪の曖昧さを表現する。

 伊東は、佐藤演じる父・智を懸命にさがす娘・原田楓役を演じる。孤独と不安を噛み殺しながら父の行方をさがし求める楓役について伊東は「初めて台本を読んだとき、難しそうだけどこの役をやりたい、この機会を逃したくないと思いました。楓と私の境目がわからなくなるくらい、思い切って、がむしゃらに頑張りました」とコメント。「楓の抱える悲しみや不安がどのように変化していくのか、是非劇場でご覧頂きたいと思います!」と述べている。

 清水は、指名手配中の連続殺人犯・山内照巳役に挑む。「台本を読ませて頂いた時、ページを捲る手が止まらなかったと共に、山内という印象的なキャラクターを演じる事への不安と興奮が入り混じった気持ちを抱きました」「目の背けられないリアルな温度感のストーリーを映像に落とし込む事が出来たと思います」と語っている。

 森田は、清水演じる連続殺人犯と関わりをもつ女性・ムクドリ役を担当。森田は今回の役どころについて、「初めて脚本を読んだ時、これはすごい話だと衝撃を受けました。片山監督の丹念で奇抜な演出は、役の着地点がどんどん変化していくので、想像を超える発見があり、とても楽しかったです」とコメントしている。

 なお本作は、アジア最大規模の映画祭である第26回釜山国際映画祭ニューカレンツ(コンペティション)部門への正式出品も決定している。

コメント

伊東蒼

初めて台本を読んだとき、難しそうだけどこの役をやりたい、この機会を逃したくないと思いました。
撮影中、片山監督が「もう一回、もう一回」と何度も同じシーンを繰り返されるので、はじめは不安が大きかったのですが、楓と私の境目がわからなくなるくらい、思い切って、がむしゃらに頑張りました。
楓の抱える悲しみや不安がどのように変化していくのか、是非劇場でご覧頂きたいと思います!

清水尋也

山内照巳役を演じさせて頂きました清水尋也です。
片山監督・佐藤二朗さんをはじめとした素晴らしいキャスト・スタッフの方々と共にこの作品に参加できた事、光栄に思います。
台本を読ませて頂いた時、ページを捲る手が止まらなかったと共に、山内という印象的なキャラクターを演じる事への不安と興奮が入り混じった気持ちを抱きました。
また、現場では監督と日々ディスカッションを重ね、不穏で底の見えない山内の空気感を丁寧に作り上げました。
決して妥協せず、より良いモノを追求する監督の気持ちに応えられるよう、一層気持ちに熱が入りました。
目の背けられないリアルな温度感のストーリーを映像に落とし込む事が出来たと思います。皆様にお届け出来る日が大変楽しみです。

森田望智

初めて脚本を読んだ時、これはすごい話だと衝撃を受けました。
粛々と不穏な空気が漂う中に、見過ごせない何かを感じました。
それが何か知りたくて、私が演じるムクドリさんと共に撮影期間を過ごした気がします。
片山監督の丹念で奇抜な演出は、役の着地点がどんどん変化していくので、想像を超える発見があり、とても楽しかったです。
コロナ禍で、なかなか思うように作品作りが出来ない今、キャスト、スタッフさん、それぞれの濃密な想いが各シーンに刻み込まれています。
そんな色濃いこの作品が早く皆さんの元に届くといいなと心から待ち遠しく思います。

■公開情報
『さがす』
2022年、テアトル新宿ほか全国公開
監督・脚本:片山慎三
出演:佐藤二朗、伊東蒼、清水尋也、森田望智
製作幹事・制作・配給:アスミック・エース
製作:アスミック・エース、DOKUSO映画館、NK Contents
製作協力:埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ
制作協賛:CRG
制作プロダクション:レスパスビジョン
制作協力:レスパスフィルム
(c)2022『さがす』製作委員会
公式サイト: https://sagasu-movie.asmik-ace.co.jp/
公式Twitter: @sagasu_movie

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