2021.07.08 18:15

岡本信人、『鎌倉殿の13人』で三谷幸喜作品初出演　「どんな世界だろうと胸が躍る思い」

文＝リアルサウンド映画部

　2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の公式Twitterにて、千葉常胤役を岡本信人が演じることが発表された。

　NHK大河ドラマ第61作目となる本作の舞台は、平安時代後期から鎌倉時代初期。義兄でもある鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学んだ二代目執権・北条義時を主人公に、武士の世を盤石にした彼の生き様、翻弄された周囲の人々を描き出す。脚本を『新選組！』『真田丸』に続き大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛ける。

　千葉常胤は、平安時代末期から鎌倉時代前期にかけて活躍した武将。岡本は本作が三谷作品初出演。「初めての三谷作品に興奮しています。三谷作品はもっぱら観る対象と思っていたので、出演の話にびっくりしました。どんな世界だろうと胸が躍る思いです」とうれしいオファーだったことを明かした。

岡本信人コメント全文

『鎌倉殿の13人』出演の意気込み

若くして父から所領と同時に譲り受けた支配権争いに毅然と立ち向かった常胤に芯の強さを感じました。晩年、頼朝を支えて鎌倉幕府建設に尽力し、波乱の時代を持ち前の誠実さと才知で生き抜いた、いわば縁の下の力持ちだと思います。60を越えてなお、勇猛で土臭い坂東武士の常胤を意識したいと思います。

大河ドラマ出演について

『花神』をはじめ、10作品に出演しました。特に印象深いのは『獅子の時代』でNGを連発したことです。会津藩士の菅原文太さんの背中を薩摩藩士のわたしが踏みつけるシーンで、私がためらうので踏みつけているように見えないんです。菅原さんが「思い切り踏め」と仰るのですがどうしても足が止まってしまうんです。どうやって OK が出たのか覚えていません。