ソ・ジソブ、2022年放送ドラマ『ドクター・ロイヤー』主演に 医療訴訟専門の弁護士役

ソ・ジソブ、4年ぶりにドラマ主演

 『Be With You 〜いま、会いにゆきます』で主演を務めたソ・ジソブが、ドラマ『ドクター・ロイヤー(原題)』の主演に決定したことを、韓国MBCテレビが7月5日に発表した。

 『ドクター・ロイヤー』は、仕組まれた医療事故によりすべてを奪われた医療訴訟専門弁護士と、その事故で恋人と家族を失った医療犯罪担当の検事が出会い、被害者の無念を晴らすというストーリー。医療と法廷かけあわせた、痛快なサスペンスドラマだ。

 ソ・ジソブが演じるハン・イハンは、韓国トップの医大を主席で卒業。一般外科と胸部外科2つの専門医資格を持つ“ダブルボード天才外科医”だ。医者として優秀なだけでなく、人間的な魅力まで兼ね備えるイハン。順風満帆の医師生活だったが、ある日成功したと思われていた手術で患者を死亡させてしまったとして医師免許を剥奪されてしまう。その後、医療訴訟専門の弁護士として転身。弁護士となったイハンは、自分を取り巻く事件の真相をあばき、世の不条理に対抗していく。

 ソ・ジソブは、2018年放送のMBC『私の恋したテリウス〜A Love Mission〜』以来4年ぶりのドラマ出演となる。圧倒的な存在感と重厚感が魅力のジソブ。“医者出身の弁護士”という独特なキャリアを持つイハンというキャラクターを、彼ならではの魅力で演じる予定だ。

 また、『ドクター・ロイター』の脚本は『潜入弁護人〜Class of Lies〜』を担当したチャン・ホンチョルが手がける。ホンチョルは『潜入弁護人〜Class of Lies〜』で視聴者から高い評価を獲得。次回作が期待されてきた脚本家だ。さらに『イルジメ(一枝梅)』『ヘチ 王座への道』など、数々のドラマを手がけたイ・ヨンソクが監督・演出を担当。百想芸術大賞テレビ部門・ドラマ作品賞に輝いた『怪物』を制作したセルトリオンエンターテインメントと、『私の恋したテリウス〜A Love Mission〜』を制作したモンジャクソが手を組み『ドクター・ロイター』を制作することが明らかになっている。

 MBCドラマスタジオの関係者は「医学ドラマと法廷ドラマの魅力を備えて、視聴者にユニークな面白さはもちろん、世の中の不条理に対抗する主人公の姿を通じ、痛快なカタルシスを届ける予定だ」とコメント。

 ドラマ『ドクター・ロイヤー』は2022年上半期、全16話での放送を予定。その他の俳優陣のキャスティングにも注目だ。

■ジニ
韓国・ソウル在住のフリーライター。趣味はコスメ収集とカフェ巡り。韓国現地からリアルタイムな情報を発信します。Twitter

■リリース情報
『Be With You ~いま、会いにゆきます』
Blu-ray&DVD発売中
監督:イ・ジャンフン
出演:ソ・ジソブ、ソン・イェジン、キム・ジファン、コ・チャンソク
原作:市川拓司『いま、会いにゆきます』(⼩学館刊)
2018年/131分
(c)2018 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
公式サイト:http://klockworx-asia.com/be-with-you/

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