結木滉星、ストイックに自分を見つめるその姿勢 「言い訳の効かない年齢になってきた」

結木滉星、自分を見つめるその姿勢

マイナス45℃の世界でも「諦めはしない」

ーー監督とのやりとりの中で、印象に残っていることはありますか?

結木:演出の千葉(行利)さんとは今回3回目で、お話しさせてもらう機会が多かったです。がっつりとご一緒するのは初めてだったんですけど、でもこれまでもやっていた分、コミュニケーションもとりやすかったですし、「このシーン、こうしていいですか?」と要所要所で相談しながら作っていく感覚がありました。

ーー気心が知れた現場だったんですね。

結木:そうですね。だから入りやすかったですね。監督のおかげでやりやすかったです。

ーー一緒に家族を演じられるメンバーとは、擬似家族を作っていく上で何かやりとりはありましたか?

結木:疑似家族なんですけど、家族の捉え方が全員違うんですよね。避難所のために利用している人や、本当にその関係性が楽しくて家族になっている人がいて。やはり疑似家族を演じていて、時間が経つにつれて愛情とか気持ちも入ってきますし、ところどころ本当の家族っぽいなと思う瞬間があるんです。実際にクランクアップする日や、撮影が残り少なくなっていく日はすごく寂しかったです。「次の日からこの家族に会えなくなるんだ」という感覚がありました。

ーー仮に結木さん自身が、マイナス45℃の世界に置かれたらどうなるでしょう?

結木:生きようとはしますね。諦めはしないです。サバイバル能力がある方ではないので、どうなるか分からないですけど、ただがむしゃらにこの状況に負けないように生きようと頑張ります。負けず嫌いなんです。

ーー登場人物に例えるなら、どのキャラクターのようになりそうですか?

結木:生きるためには嘘をついてでも生きていこうとするタイプだと思います。祥子さん(羽田美智子)に近いのかも知れません。

ーー前回『危険なビーナス』(TBS系)で取材した際は、「26歳の今は挑戦の年」とおっしゃっていましたが、そこから半年経っていかがですか?

結木:その思いは変わらないです。26、27歳の年で、甘ったるいことを言っていられない、言い訳の効かない年齢になってきたので。もっとがむしゃらにやっていかないとな、という思いはますます感じています。

ーー自己評価として自分の成長を感じる部分はありますか?

結木:26歳になって、よりお仕事の楽しさややりがいを感じられて。それといったきっかけがあったわけじゃないんですけど、そういう思いが強くなっていて、すごく前向きにお仕事ができています。

■放送情報
『#コールドゲーム』
東海テレビ・フジテレビ系にて、毎週土曜23:40~24:35放送
出演:羽田美智子、結木滉星、久間田琳加、やす(ずん)、中村俊介
原作・脚本:小松江里子
音楽:中村巴奈重
企画:市野直親(東海テレビ)
プロデューサー:松崎智宏(東海テレビ)、宮川晶(ケイファクトリー)
演出:千葉行利(ケイファクトリー)、後藤庸介
制作:東海テレビ、ケイファクトリー
(c)東海テレビ

▼結木滉星チェキプレゼント▼

結木滉星のサイン入りチェキを2名様にプレゼント。応募要項は以下のとおり。

【応募方法】
リアルサウンド映画部の公式Twitterをフォロー&該当ツイートをRTしていただいた方の中からプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンド映画部の公式TwitterアカウントよりDMをお送りさせていただきます。

※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※複数のお申し込みが発覚した場合、ご応募は無効とさせていただく場合がございます。

<リアルサウンド映画部 公式Twitter>
https://twitter.com/realsound_m

<応募締切>
7月10日(土)

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる