真田広之の怒りと悲しみのアクション! 7分に及ぶ『モータルコンバット』本編冒頭映像公開
6月18日に公開される映画『モータルコンバット』の本編冒頭映像が公開された。
世界的な人気ゲームの映画化作品である『モータルコンバット』には、映画、テレビ、格闘技と様々な分野で活躍する世界各国のキャストたちが集結。スコーピオン/ハサシ・ハンゾウ役の真田広之、ライデン役の浅野忠信のほか、コール・ヤング役にルイス・タン、ソニア・ブレイド役にジェシカ・マクナミー、カノウ役にジョシュ・ローソンが集結。さらに、ジャックス役でメッカド・ブルックス、リュウ・カン役でルディ・リン、シャン・ツン役でチン・ハン、サブ・ゼロ/ビ・ハン役でジョー・タスリム、クン・ラオ役でマックス・ファン、ミレーナ役でシシィ・ストリンガー、エミリー・ヤング役でマチルダ・キンバー、アリソン・ヤング役でローラ・ブレントがキャストに名を連ねている。オーストラリアで数々の賞を受賞したサイモン・マッコイドが長編監督デビューを果たし、ジェームズ・ワン、トッド・ガーナー、サイモン・ママッコイド、E・ベネット・ウォルシュが製作を担当する。
ハサシ・ハンゾウ/スコーピオンを演じた真田広之は「アクションだけがショータイムのように先行してもいけないし、物足りなくてもいけないので、しっかりと、なぜ今このキャラクターは戦っているのか、戦っている時に何を考えているのか、その振り付けの一手一手に感情のサブタイトルが見えるような、そういうシーンにしたいね。という話を(監督と)していたので、それを確実に観客に届けたい」とアクションが先行するのではなく、演じているキャラクターの感情を動きの一つ一つに込めることを意識したと語る。さらに「主にアクションへの期待が大きい作品だと思うので、期待に応えながらも、しっかりとドラマやキャラクターに感情を刷り込んでいく、アクションに流されず、ドラマに溺れず、バランスをとるのが、一番の挑戦でしたね」とも話すように、本作ではアクション要素だけを目立たせるのではなく、しっかりとしたドラマを表現するためのバランスに注意していたと明かした。
公開された冒頭映像ではハサシ・ハンゾウが白井流の忍者として闘いの中に身を置きながらも、妻のハルミ(篠原ゆき子)、子供たちと過ごすシーンや、宿敵のビ・ハン(ジョー・タスリム)からの襲撃を受けて最愛の家族を奪われたハンゾウが刀に苦無、体術を駆使して血しぶき立てながら敵を屠っていく圧巻のアクションシーンが映し出され、その姿からは真田が前述しているように(キャラクターの)怒りと憎しみの感情が映像からヒシヒシと伝わってくるような映像となっている。
この冒頭シーンについてはマッコイド監督も「映画の最初で、素晴らしいエモーショナルな演技を与えくれる役者がいることは、僕にとってとても重要だった。本当に彼(真田さん)は素晴らしい役者だ。彼は、僕が見たことのないやり方で刀を使うことが出来る。彼の刀の使い方は見事だよ。そして、彼は素晴らしいファイターでもある。彼にはとても多くの経験があって、とても運動能力に長けている。そして、彼はとても謙虚だ。彼のことは大好きだよ」と真田を絶賛した。
■公開情報
『モータルコンバット』
6月18日(金)全国ロードショー
出演:ルイス・タン、真田広之、浅野忠信、ジョー・タスリム
監督:サイモン・マッコイド
製作:ジェームズ・ワン、トッド・ガーナー、サイモン・マッコイド、E・ベネット・ウォルシュ
配給:ワーナー・ブラザース映画
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