マッツ・ミケルセンが常に酔っ払って人生賛美? 『アナザーラウンド』予告編公開
9月3日より公開される映画『アナザーラウンド』の本予告が公開された。
本作は、第93回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した、マッツ・ミケルセン主演作。ミケルセンがカンヌ国際映画祭男優賞に輝き、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『偽りなき者』のトマス・ヴィンターベア監督との再タッグが実現。さらに同作で共演したトマス・ボー・ラーセンやラース・ランゼも出演し、同作のトビアス・リンホルムとヴィンターベア監督が共同脚本を務めた。
ミケルセン演じる冴えない高校教師とその同僚3人は、ノルウェー人哲学者の「血中アルコール濃度を一定の度合い保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するためとんでもない実験に取り組むことに。仕事中でもお構いなしに酒を飲み常に酔った状態を保つと、授業も楽しく、生き生きとしたものになっていき、生徒たちとの関係性も良好になっていく。同僚たちもゆっくりと確実に人生がいい方向に向かっていった。しかし、実験が進むにつれ、だんだんと制御不能になっていく。
予告編は、ミッドライフ・クライシス(中年期危機)真っ盛りとも呼ぶべきパッとしない日々を過ごしていた、ミケルセン演じる冴えない高校教師とその同僚3人が、ノルウェー人哲学者の「血中アルコール濃度を常に0.05%に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するため、とんでもない実験に取り組むことになるところから始まる。仕事中でもお構いなしに酒を飲み常に酔った状態を保つと、授業も楽しく、生き生きとしたものになっていき、生徒たちとの関係性も良好になっていく。同僚たちもゆっくりと確実に人生がいい方向に向かっていくが、実験が進むにつれ、だんだんと制御不能になり……。彼らが実験の先に見た大切なものとは。
幼い頃から体操選手として訓練を受け、のちにバレエアカデミーでダンスを学んだという経歴をもつミケルセンが披露するダンスシーンも。ラストはアカデミー賞授賞式でヴィンターベア監督がスピーチ中で語った「人生を祝福する映画を作りたかった」という言葉そのものの、人生に祝杯をあげたくなるようなカットで締めくくられている。
■公開情報
『アナザーラウンド』
9月3日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国公開
出演:マッツ・ミケルセン、トマス・ボー・ラーセン、マグナス・ミラン、ラース・ランゼ、
マリア・ボネヴィー
監督:トマス・ヴィンターベア
配給:クロックワークス
2020年/デンマーク/スクリーンサイズ1:2.0/DCP5.1ch/117分/英題:Another Round/PG-12
(c)2020 Zentropa Entertainments3 ApS, Zentropa Sweden AB, Topkapi Films B.V. & Zentropa Netherlands B.V.
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