石丸謙二郎、『ちむどんどん』出演決定 「シマンチュの誇りが伝えられれば」

 2022年度前期NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』に石丸謙二郎が出演することが発表された。

 朝ドラ第106作目となる本作は、個性豊かな沖縄四兄妹の、本土復帰からの歩みを描く笑って泣ける朗らかな、50年の物語。連続テレビ小説『マッサン』、『昭和元禄落語心中』などを手がけてきた羽原のオリジナル作品となる。主人公・比嘉暢子を黒島結菜が演じ、「語り」を沖縄県出身のジョン・カビラが担当する。

 石丸が演じるのは、暢子の大叔父・比嘉賢吉。暢子たちの親戚であり、同じ村で暮らすサトウキビ農家だ。頑固な性格で、暢子たち家族の経済的な心配を常にしている。

 石丸は20数年前から、沖縄本島や八重山諸島の島々に毎年通いつめていたそうで、「海に潜ったり、自転車で島めぐりをしたり、釣りをしたりと、楽しんでいます。サトウキビ刈りの手伝いで、連日汗をかいたこともありました。こんな大変なことをしている方たちのおかげで泡盛が呑めるのかと、こうべをたれたこともあります。お墓の周りで唄い踊る島人の笑顔が大好きです。きびしい自然と政治のはざまで、明るさだけは失わないシマンチュの誇りが伝えられればと思います」とコメントを寄せた。

石丸謙二郎 コメント全文

『ちむどんどん』出演の意気込み

20数年前から、沖縄本島や八重山諸島の島々に毎年通いつめ、海に潜ったり、自転車で島めぐりをしたり、釣りをしたりと、楽しんでいます。サトウキビ刈りの手伝いで、連日汗をかいたこともありました。こんな大変なことをしている方たちのおかげで泡盛が呑めるのかと、こうべをたれたこともあります。お墓の周りで唄い踊る島人の笑顔が大好きです。きびしい自然と政治のはざまで、明るさだけは失わないシマンチュの誇りが伝えられればと思います。

連続テレビ小説出演について

初めて朝ドラに出演したのが、『澪つくし』です。最近、再放送のおかげで、若かりし頃の姿と芝居を拝見しました。役者とは、その資質はいつまでたっても変わらないものなのだとの発見がありました。

沖縄の印象と好きな沖縄の場所・食べ物・芸術など

沖縄に移住したいという願望する方が大勢います。私もその一人です。世界一美しいと言われる透明度の高い青い海(ターコイズブルー)は、なんど見ても、飽きることがありません。
・座間味諸島の内海の美しさ
・久米島のハテの浜の白砂ビーチ
・西表島のジャングル
・与那国島の東崎の高台
などなど数えだしたらキリがありません。
アグーはもちろん大好きです。
酒のつまみは、スクガラスと豆腐ようがあれば……

■放送情報
NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』
NHK総合にて、2022年春放送
主演:黒島結菜
作:羽原大介
語り:ジョン・カビラ
沖縄ことば指導:藤木勇人
フードコーディネート:吉岡秀治、吉岡知子
制作統括:小林大児、藤並英樹
プロデューサー:松田恭典
展開プロデューサー:川口俊介
演出:木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供=NHK

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