『バットガール』映画が進行中 『ミズ・マーベル』も手がける監督コンビを起用?

DC『バットガール』映画化の監督が決定か

 ところでいまドラマ『BATWOMAN/バットウーマン』が日本でも放送されていますが、バットウーマンとバットガールは別人です。ややこしいんですが、バットウーマンはバットマンことブルース・ウェインの従妹ケイト・ケインがその正体です。

 で、ここでさらにややこしいことを。スーパーマンにも従妹(ドラマなどの設定では従姉)がいて、彼女はスーパーガールです。つまり、

・スーパーマンの従妹はスーパーガール
・バットマンの従妹はバットウーマン
・バットマンの盟友の娘がバットガール

です。

 それで、このスーパーガールも映画に登場します。彼女の場合はソロ映画ではなく、2022年11月4日全米公開予定のエズラ・ミラー出演の『ザ・フラッシュ』に登場予定。この役を演じるのはラテン系の新鋭女優サッシャ・カーレです。Instagramなどを見るかぎり、すごく明るくてスーパーガールのはつらつとしたイメージに合っています。

 ただ、スーパーガールは、日本でもずっとリリースされているドラマ版『SUPERGIRL/スーパーガール』が人気で、ここではメリッサ・ブノワが演じており、これまた素敵。

 DCは、ドラマと映画でキャストが違うことについて、マルチバース(パラレルワールドみたいなもの)の関係にある、というアイデアを持ち込んでおり、だからドラマの『THE FLASH/フラッシュ』ではグラント・ガスティンがこの役を演じていますが、スペシャル回で、映画でフラッシュを演じるエズラ・ミラーが時空・次元を超えて共演しました。なので将来的にまず映画版のスーパーガールとバットガールが共演、そこにドラマのスーパーガールも登場というすごい展開もありえるかもしれません。

■杉山すぴ豊(すぎやま すぴ ゆたか)
アメキャラ系ライターの肩書でアメコミ映画に関するコラム等を『スクリーン』誌、『DVD&動画配信でーた』誌、劇場パンフレット等で担当。サンディエゴ・コミコンにも毎夏参加。現地から日本のニュース・サイトへのレポートも手掛ける。東京コミコンにてスタン・リーが登壇したスパイダーマンのステージのMCもつとめた。エマ・ストーンに「あなた日本のスパイダーマンね」と言われたことが自慢。現在発売中の「アメコミ・フロント・ライン」の執筆にも参加。Twitter

■リリース情報
『ジャスティス・リーグ』
ブルーレイ&DVD発売中
ブルーレイ&DVD(2枚組):3,990円(税別)
【初回仕様】ブルーレイ&DVD セット(2枚組/ブックレット付):4,990円(税別)
【初回仕様】3D&2D ブルーレイセット(2枚組/ブックレット付):6,990円(税別)
【初回仕様】<4K ULTRA HD&3D&2D ブルーレイセット>(3枚組/ブックレット付):7,990円(税別)
【数量限定生産】スチールブック仕様<4K ULTLA HD&ブルーレイセット>(2,000セット限定/2枚組):6,990円(税別)
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