『1秒先の彼女』公開記念 チェン・ユーシュン監督作 『熱帯魚』『ラブ ゴーゴー』上映決定
チェン・ユーシュン監督作『熱帯魚』と『ラブ ゴーゴー』が、アップリンク吉祥寺とアップリンク京都で上映されることが決定した。
今回の上映は、ユーシュン監督の長編復帰3作目『1秒先の彼女』の6月25日公開を記念したもの。『1秒先の彼女』は、監督が20年前から温めていた脚本を基に作り上げた、“消えたバレンタイン”を巡って時間の流れが異なる男女が織りなすファンタジックなラブストーリー。ユーシュン監督は、独特のタッチで瑞々しい青春模様を描いた『熱帯魚』『ラブ ゴーゴー』以来、しばらく映画製作から離れ、CM業界に活躍の場を移していたが、『祝宴!シェフ』で16年ぶりに本格的に映画製作に復帰した。
1995年の作品『熱帯魚』は、受験戦争にまったくなじめない夢見がちな台北のボンクラ少年の姿を追う。そして、少年をなりゆきで誘拐してしまった、超田舎な一家の、これまた一風変わった面々。誘拐報道がヒートアップする台北がまるで別世界のように、少年は連れ去られた南部の漁村で、白日夢のような不思議な時間を過ごし、そして謎めいた少女と遭遇する。はたして彼は、無事に台北へ戻り、そして高校受験に間に合うことができるのだろうか。
1997年の作品『ラブ ゴーゴー』は、ケーキ職人の冴えないアラサー男子・アシェン、アシェンのアパートに同居する食欲旺盛なおデブちゃんのリリー、アシェンが小学生のときの初恋の君・リーホア、セールスには100%向かない内気な痴漢撃退グッズセールスマンのアソンという、どこにでもいそうな、でもどこかヘンな若者たちと絡みあった3つの恋模様を描く。
■公開情報
『熱帯魚』
『ラブ ゴーゴー』
【東京】アップリンク吉祥寺にて、6月11日(金)~6月24日(木)まで2週間限定・日替わり上映
劇場公式サイト:https://joji.uplink.co.jp/
【京都】アップリンク京都にて、7月2日(金)~7月8日(木)まで1週間限定・日替わり上映
劇場公式サイト:https://kyoto.uplink.co.jp/
※上映スケジュール詳細は各劇場の公式サイトに掲載
鑑賞料金:一般1300円/『1秒先の彼女』チケット半券もしくはムビチケ提示で1000円
(c)Central Pictures Corporation
『1秒先の彼女』
6月25日(金)、新宿ピカデリーほか全国公開
監督・脚本:チェン・ユーシュン
出演:リウ・グァンティン、パティ・リー、ダンカン・チョウ、ジョアン・ミシンガム
エグゼクティブ・プロデューサー:イェ・ルーフェン、リー・リエ
配給:ビターズ・エンド
2020年/台湾/カラー/119 分/中国語/シネスコ/英題:My Missing Valentine /原題:消失的情人節
(c)MandarinVision Co, Ltd