ピクサー最新作『あの夏のルカ』6月18日に日米同時公開へ “最高の夏”描くポスター&特報映像も
ピクサー最新作『あの夏のルカ』が6月18日に日米同時公開されることが決定し、あわせて予告編とポスタービジュアルが公開された。
本作は、第84回アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされた、ピクサーの短編アニメーション『月と少年』を手掛けたエンリコ・カサローザ監督によるファンタジー・アドベンチャー。
カサローザ監督は、『月と少年』では、宮崎駿が『崖の上のポニョ』の絵コンテを水彩画で描いたことを知り、自身も水彩画で絵コンテを制作するなどスタジオジブリの大ファンとしても知られている。また、アカデミー賞受賞作品『カールじいさんの空飛ぶ家』のストーリー・アーティストをはじめ、『リメンバー・ミー』『トイ・ストーリー4』など様々な作品に参加。北イタリアで生まれ育ち、繊細でファンタジー感に溢れる作品を得意とするカサローザ監督は、夏らしさに溢れるイタリアの海岸を、まるでそのまま切り取ったかのように本作へ取り込んだ。監督は「子供の頃に自分とは全く違う世界に住む少年と夏に出会ったんだ。その夏の思い出から、少年が大人へと成長する物語を作りたいと思ったんだ」と明かす。
公開されたポスターには、透き通る青い海に浮かびながら美しく広がる夏の青い空を見上げる主人公ルカの姿が描かれている。よく見ると、海中の姿は、ルカの抱える人間に知られてはいけない“秘密”であるシー・モンスターとなっている。
特報映像で映し出されるのは、どこまでも青い空と透き通る青い海。ピクサーが本作で舞台に選んだのは、眩しい夏の太陽が照りつける北イタリアの海辺の町“ポルト・ロッソ”だ。「冒険を始めよう!」と呼びかけるナレーションとともに流れる活気あふれる町並みと夏のにおいが漂う風光明媚な景色、“友達”と一緒に大きな瞳を輝かせながら珍しいものを目にしているかのような表情で楽しいことばかりの“最高の夏”を過ごす少年が、この物語の主人公ルカ。しかし、ルカには“秘密“があった。実は彼は人間ではなく、水にぬれると姿が変わり海を自由自在に泳ぐことができる不思議な力を持った“シー・モンスター”だったのだ。人々は今まで一度も見たことのないシー・モンスターを恐れており、彼らもまた人間を誤解し恐れていた。絶対に人間に正体を知られてはいけないシー・モンスターにとって“人間の町”は決して交わってはいけない“禁断の世界”。それでも止まらない好奇心から、ルカは海の掟を破り人間の町へ向かう。
■公開情報
『あの夏のルカ』
6月18日(金)日米同時公開
監督:エンリコ・カサローザ
製作:アンドレア・ウォーレン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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