ハウルだけじゃない! “声優”木村拓哉を堪能できる、ぶっ飛び映画『REDLINE』

 リアルサウンド映画部の編集スタッフが週替りでお届けする「週末映画館でこれ観よう!」。毎週末にオススメ映画・特集上映をご紹介。今週は、蒼井優さんが永遠のヒロインの石井が『REDLINE』をプッシュします。

『REDLINE』

 2010年に公開されたアニメーション映画『REDLINE』が10周年を記念して、再上映となりました。映画興行収入記録を塗り替えた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』をはじめ、この10年で映画史に名を残す数々の作品が生まれました。実写と同様にデジタル技術の発達によってアニメ映画も新たな表現が生まれている中、『REDLINE』は10年前の作品にも関わらず、古びないどころか新作としてもまったく違和感のないクオリティとなっています。

 舞台は遠い未来の宇宙。宇宙最速を決める5年に一度のレース“REDLINE”に勝負をかける命知らずのレーサーたちが、白熱のカーバトルを繰り広げるというのが本作のあらすじ。伏線を楽しむだとか、読み物としても面白いといった、脚本の面白さを堪能する作品でもなければ、社会的なメッセージなどが盛り込まれた作品でもありません。走って走って走りまくるレーシングカーと、マシンを操る個性豊かなキャラクターたちに魅了され続けるシンプルイズベストの娯楽作です。

 本作の主役はギミックに富んだレーシングカーであり、レースそのもの自体。サイケデリックな色味に、観ている側にも伝わっていくる車体の振動、車の轟音が脳を揺らしてきます。目に飛び込んでくる鮮やかな色彩と音楽に身を委ねていると、いつしかアニメと同化したような感覚に。製作期間は7年、全編手描きで作画枚数も10万枚以上とのこと。どのシーンもとんでもない密度です。

 そして、声優たちも超豪華布陣。リーゼントに皮ジャンの派手な格好が目を引く「JP」を木村拓哉、チェリーボーイ・ハンターの異名を持つ女性レーサー「ソノシー」を蒼井優、そのほか、浅野忠信、我修院達也、津田寛治など、実写映画版でも観たい俳優たちが参加しています。

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