ムロツヨシ、三吉彩花らが映画監督初挑戦 『MIRRORLIAR FILMS』監督12名追加発表

ムロツヨシ、三吉彩花らが映画監督に挑戦

 山田孝之、阿部進之介、伊藤主税(and pictures)らが発足した、俳優に学びとチャンスを提供するサービス「MIRRORLIAR」の短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS』の追加監督が発表された。

 『MIRRORLIAR FILMS』は、映画監督・著名人・一般クリエイターそれぞれ12名ずつ、総勢36人の映画監督による短編オムニバス映画で1stシーズンを2021年夏に全国公開、3カ月ごとにシーズン2、3、4と続けていく。シーズンごとに、一般公募作品の最優秀賞には50万円、優秀賞には30万円、佳作には10万円、1年後には映画祭を開催し、グランプリ作品に500万円の賞金が贈呈される。これまで、阿部進之介、安藤政信、井樫彩、紀里谷和明、志尊淳、柴咲コウ、野崎浩貴、福永壮志、藤井道人、水川あさみ、山下敦弘、山田孝之が監督を務めることが発表されている。

 今回発表された監督は12名。初監督映画『夏、至るころ』が2020年に公開された池田エライザ、初長編監督『少女邂逅』が国内外で評価を受け、9週間のロングランとなった枝優花、監督として竹中直人、山田孝之と共同監督の『ゾッキ』公開を控える齊藤工、『アンダードッグ』、Netflix『全裸監督』の武正晴、2013年より初連載の『デビルズライン』が累計発行部数240万部を突破し、現在『ブラックガルド』が連載中の漫画家・花田陵、劇団ゴジゲン主宰、全作品の作・演出を担い、現在放送中の『バイプレイヤーズ』シリーズ(テレビ東京系)や映画『くれなずめ』の公開を控える松居大悟、『幼な子われらに生まれ』で第41回モントリオール世界映画祭で審査員特別賞など多数受賞、『DIVOC-12』の公開を控える三島有紀子、女優の三吉彩花、ムロツヨシ、脚本家として『全裸監督』、映画監督として『タイトル、拒絶』でデビューした山田佳奈、李闘士男、初作品『モーターズ』がPFFアワード・審査員特別賞を受賞している俳優であり、バンド・黒猫チェルシーのボーカルでもある渡辺大知が参加する。

 なお、今回発表されたメンバーの中では花田、三吉、ムロが初の映画監督挑戦となる。

 今後は、現在発表されている24名の著名監督に加えて一般クリエイター枠より監督12名が選出され、シーズンごとの監督ラインナップやキャストが発表される。

 池田、枝、齊藤、武、花田、松居、三島、三吉、ムロ、山田佳奈、李、渡辺からはコメントが寄せられている。

コメント

池田エライザ

ただ、新しいことがしたい。ということではなく、変えていかなければならない。我々が動くべきだ。と強い信念に心を動かされました。己の願望はすでにあるのに、どこか他力本願になりがちな日々の中で、重い腰を軽くしてくれる方々に出会えたことに感謝しています。今回も素敵なチームでお届けします。がんばるぞ〜!

枝優花

映画、エンタメ、劇場を愛す一端の身として、監督として出来る最大限を作りたいです。劇場にいらっしゃる方々と、心震えるものにスクリーンのその先で出逢えたら最高です。よろしくお願いします!

齊藤工

現在、映画の様式、在り方が試されている様に思います。約九十年前、サイレントからトーキーに変化して行った時の様に、徐々に、かつ着実に、時代に順応して来た映画文化の、“それでも変わらない何か”を大切にしながら、この不憫な時代に、この素敵な機会に、必然的な娯楽作品を生み出せる様努めます。

武正晴

『全裸監督2』撮影中、山田孝之さんから「短編撮りませんか」と声をかけられた。村西とおるの声色ではなかった。有難いお誘いに二つ返事で、面白そうな企みには乗っかった方が良い。
僕のデビュー作品も短編だった。足立紳さんに書いてもらった。小学生達の夏休み最後の1日を描いたものだ。実に素晴らしく楽しい撮影の日々を憶えている。原点回帰、足立さんの 10年以上前に書かれた傑作シナリオを用意した。仲間達と素晴らしく、楽しい撮影に再び挑んでいきたい。

花田陵

このような機会を頂けてとても光栄です。全力で楽しみたいと思います!

松居大悟

聞いても聞いても実態の掴めない、幸せな挑戦の機会をありがとうございます。36の得体の知れない生き物のひとつになれるのが嬉しいです。僕は劇団をやっているので、泥にまみれた舞台役者と作ってみたいと思います! 呼吸!

三島有紀子

37°C? 体温に敏感になる空気の中で、猛烈に他者の体温を感じたい。そんなことを思いながら撮りたいと思う。

三吉彩花

また、とんでもないことに挑戦してしまっています。震えます。いつも私が触れて感じている世界とは180度反対の世界に触れられることは、なんとも有難い気持ちです。決して1人では完成しないクリエイティブ。待ち切れないです。楽しみたいです。そして皆様にも、届けたいです。

ムロツヨシ

山田孝之と二人、居酒屋にて。
山田「映画撮りませんか?」
ムロ「無理だろう」
山「、、、観たいなあ、ムロさんの映画」
ム「、、、そう?」
と絆されて、やることになりました。
責任の所在は全て山田孝之氏にあります。
やってみますね、たかゆき。

山田佳奈

新しいクリエイティブは慣れるまで苦労するけれど、回数を重ねれば重ねるほど面白くなってくる。そのひとつがわたしにとっては映画であり、このような最高の機会を与えてくれたのも映画です。
多くの先輩監督や俳優陣とご一緒できることとても光栄に思います。
挑戦と発見を。また新しい視野を得ることのできる現場になりそうで、楽しみでしかありません。

李闘士男

短編だからこそ描ける映画って、何だろう?
低予算だからこそ思い切れる映画って、何だろう?
ということを一所懸命に考えて、楽しんでもらえる映画を作ろうっと!!

渡辺大知

僕は元々バンドをやっていて音楽の畑にいたのですが、映画が好きで、映画の魅力について深く知りたくなって、映像の大学に通い、普段役者としても映画の現場に参加させてもらうようになりました。今回のありがたい縁を大切にして、より映画のことを知るきっかけに出来たら嬉しいです。

(上段左から)阿部進之介、安藤政信、井樫彩、紀里谷和明、志尊淳、柴咲コウ (上段左から)野崎浩貴、福永壮志、藤井道人、水川あさみ、山下敦弘、山田孝之
(上段左から)阿部進之介、安藤政信、井樫彩、池田エライザ、枝優花、紀里谷和明、齊藤工、志尊淳、柴咲コウ、武正晴、野﨑浩貴、花田陵 (下段左から)福永壮志、藤井道人、松居大悟、三島有紀子、水川あさみ、三吉彩花、ムロツヨシ、山下敦弘、山田佳奈、山田孝之、李闘士男、渡辺大知

※野崎浩貴の「崎」は「たつさき」が正式表記

■公開情報
『MIRRORLIAR FILMS』
2021年夏、1stシーズン全国公開予定(全4シーズン)
監督:阿部進之介、安藤政信、井樫彩、池田エライザ、枝優花、紀里谷和明、齊藤工、志尊淳、柴咲コウ、武正晴、野﨑浩貴、花田陵、福永壮志、藤井道人、松居大悟、三島有紀子、水川あさみ、三吉彩花、ムロツヨシ、山下敦弘、山田佳奈、山田孝之、李闘士男、渡辺大知 ほか12名
製作:MIRRORLIAR FILMS PROJECT
制作:and pictures・ポリゴンマジック
配給:イオンエンターテイメント
(c)2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT
公式サイト:https://films.mirrorliar.com/
公式Twitter・Instagram:@mirrorliarfilms

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