塩野瑛久、木村祐一の息子役で『レッドアイズ』第4話出演 「大事なピースになれていたら」
塩野瑛久が、日本テレビ系土曜ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』に出演することが決定した。
亀梨和也が主演を務める本作は、『ボイス 110緊急指令室』を手がけたチームが贈るサイバークライムサスペンス。実在の警察組織であるSSBC(警視庁捜査支援分析センター)をモデルとした架空の組織・KSBC(神奈川県警捜査分析センター)を舞台に、愛する人の命を奪われた元刑事と天才的な頭脳を持った元犯罪者たちが、凶悪な連続殺人鬼に迫る。全国で500万台ある監視カメラやNシステムやネット解析・画像分析など日本国中から集まるビッグデータを駆使した最新の科学情報捜査がスピーディーでスリリングな物語を生み出していく。
塩野が演じるのは、木村祐一扮する山崎辰二郎の息子・山崎克巳。詐欺師として犯罪に手を染めた過去を持つ父親を憎んでいた克巳が、誘拐事件の参考人として伏見(亀梨和也)に連行されたことで2人は再会する。
塩野は木村との初共演について、「まさか木村さんの息子になる日がくるとは思っていませんでした(笑)。現場では優しくしてくださって、自然に受け入れていただけたことがとても居心地が良かったです」と撮影を振り返り、「楽しくお話しさせていただきましたが、克巳の過去が軽くならないよう、克巳の根っこの部分は忘れることのないように意識しました」と役と向き合う真摯な姿勢をのぞかせた。
一方、息子役を塩野が演じることについて木村は「母親似なんでしょう(笑)」と笑いを交えながら「(塩野さんとは)衣裳合わせのときにご挨拶したくらいで、すぐに本番で親子としてぶつかりあったんですが、不思議と違和感なくできましたね」と共演の感想を語った。
また「息子も親にならんと分からん部分があるから、『あの時の親の説教は、そういうことか』と今になって分かることが僕も多々あるんで。そんな想いを抱いて、息子を見る感じで演りました」と実体験を元にした演技について語った。
さらに塩野は、取調室で亀梨と対峙するシリアスなシーンに挑戦。塩野は、「亀梨さんとも今回初めて共演させていただきましたが、あの漂う兄貴感。昔から一方的に好きなこともあり少し緊張しましたが、気づけば楽しくお話していました(笑)」と初対面の印象を語り、「撮影終わりに『お疲れ!』と声をかけてくれる声が優しかったです。胸を借りるつもりでお芝居しましたが、しっかりと受け止めてもらえて、なんだか克巳そのものを救っていただいた気がしました」と尊敬の念を明かした。
さらに、塩野は本作について「かっこいいアクションシーンや、監視カメラからの映像。色々な要素がふんだんに詰め込まれた作品です。克巳の青さや未熟さ、しかしそこに辿り着くしかなかった過去を大切に演じました。少しでもこの作品の大事なピースになれていたら嬉しいです」とコメント。
木村も「伏見が愛する人を殺された哀しみを乗り越えて、年上の山崎を思いやる捜査のやりかたや、ラストに伏見から素敵な言葉をかけられるシーンは、親御さんの世代には是非見て頂きたい回ですね」と語る。
加えて「個人的には亀梨君との屋上のシーンが15年ぶりで。校舎の屋上から神奈川県警の屋上になって『あの教え子が刑事になったか』って感じの思いが(笑)、印象に残ってますね」とオススメのシーンをアピールした。
※高橋ひかるの「高」はハシゴダカが正式表記
■放送情報
『レッドアイズ 監視捜査班』
日本テレビ系にて、毎週土曜22:00〜22:54放送
出演:⻲梨和也、松下奈緒、趣里、シシド・カフカ、松村北斗(SixTONES)、高橋ひかる、木村祐一
脚本:酒井雅秋、福田哲平、まなべゆきこ
音楽:カワイヒデヒロ
チーフプロデューサー:池田健司
プロデューサー:尾上貴洋、茂山佳則(AX-ON)
演出:水野格、長沼誠ほか
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ
(c)日本テレビ
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