工藤遥、『遺留捜査』でミステリードラマ初挑戦 「背筋が伸びる思いでした」

工藤遥、『遺留捜査』第4話に出演

 毎週木曜にテレビ朝日系で放送されている上川隆也主演ドラマ『遺留捜査』の第4話に、工藤遥が出演することが決定した。

 2011年に第1シーズンがスタート、2017年放送の第4シーズンからは舞台を京都に移し、これまで連続ドラマ計5作、スペシャルドラマ10作が放送されてきた本シリーズ。

 上川演じる主人公・糸村聡は、事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁。事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救うやさしさと、超マイペースで空気を読まない“不思議キャラ”の刑事だ。第6シーズンでは、冬の京都を舞台に糸村をはじめとする特対のメンバーの活躍が描かれる。

 工藤が第4話で演じるのは、ネイルサロンの店主・小川深春。バーのママ・中松里香子(朝海ひかる)が何者かに刺殺される事件が発生し、“特対”が捜査をはじめたところ、被害者はなんと22年前に殺人に手を染め、逃亡を続けていた指名手配犯だった事実が判明。やがて工藤演じる深春と被害者が、ひとりの男性をめぐって三角関係にあったことが発覚し、深春に対する疑惑が深まっていく。

 2017年にモーニング娘。を卒業後、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレン ジャー』(テレビ朝日系)で本格的に女優の道へ進んだ工藤。『のぼる小寺さん』で映画初主演を果たし、昨年から『461個のおべんとう』『大コメ騒動』『樹海村』と出演作が続いているが、ミステリードラマは今回が初挑戦となる。「お話を聞いたとき、犯人でも被害者でもどちらでも楽しみで(笑)、すごくワクワクしていました!」と新たな挑戦に胸を躍らせていたことを明かした。

 深春を演じるにあたって、「知らず知らずのうちに深い傷を負っている子だと感じました」と役柄を分析。これまで溌溂としたヒロインや学園のマドンナなどひたむきな役柄を多く演じてきたが、今回は「自分ではそんなつもりがなくても、周りには“何かがある”と思われるような雰囲気を強く心がけて演じました」と語る。さらに「私が演じた小川深春も含めて怪しい人が出てきますが、その人たちの背景には深い理由が必ず隠されているので、そんなところを掬い取っていただけたらうれしいです」と、 作品全体の見どころもPRした。

工藤遥(小川深春役)コメント

オファーを受けたときの気持ち

うれしかったです! 長く続く作品に参加させていただけるのはとても光栄ですし、背筋が伸びる思いでした。お話を聞いたとき、犯人でも被害者でもどちらでも楽しみで(笑)、すごくワクワクしていました!

京都での撮影について

とても寒さが厳しい時期でしたが、対策と防寒を万全に楽しませていただきました。ミステリードラマの現場とは思えぬ、和気藹々とした和やかな雰囲気に驚いたと同時に、すんなり馴染むことができたかなと思います。

小川深春を演じるにあたって心がけたこと

知らず知らずのうちに、深い傷を負っている子だと感じました。自分ではそんなつもりがなくても、 周りには“何かがある”と思われるような雰囲気を強く心がけて演じました。

上川隆也との初共演について

とっても紳士的な方で、たくさん声もかけていただき、短い時間でしたが輪の中に入れて下さいました。現場の誰もが上川さんに熱い信頼を寄せているのが、すごく伝わってきました。

視聴者へのメッセージ

私が演じた小川深春も含めて怪しい人が出てきますが、その人たちの背景には深い理由が必 ず隠されているので、そんなところを掬い取っていただけたらうれしいです。

■放送情報
木曜ミステリー『遺留捜査』 
テレビ朝日系にて、毎週木曜20:00~20:54放送
出演:上川隆也、栗山千明、永井大、宮崎香蓮、梶原善、甲本雅裕、戸田恵子
脚本:大石哲也ほか
音楽:𠮷川清之
ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
チーフプロデューサー:佐藤凉一(テレビ朝日)
プロデューサー:藤崎絵三(テレビ朝日)、丸山真哉(東映)、大西文二(東映)
演出:長谷川康、濱龍也、兼崎涼介
制作:テレビ朝日/東映
(c)テレビ朝日

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