磯村勇斗、仲里依紗はどの相手と結ばれる? 『恋する母たち』それぞれが掴む未来とは

『恋する母たち』それぞれの未来は?

デビュー曲「まんじゅうこわい」が癖になる繁秋(宮世琉弥)

 そしてその、まりの息子・繁秋を演じるのが宮世琉弥だ。繁秋は、最初は無気力な高校生だったが、人気落語家・丸太郎の落語にインスピレーションを得て、ラッパーとして「まんじゅうこわい」をリリース。健気に母や妹たちを守ろうとし、自分の夢にも一生懸命邁進する繁秋を、宮世は明るくキラキラとした様子で演じた。宮世の歌う「まんじゅうこわい」のMVは、TBSの公式YouTubeにて公開されている。宮世はボーカルダンスユニット・M!LKのメンバーとして活躍していたため、歌もダンスも彼の得意分野である。2020年には俳優業に専念するためM!LKを卒業。俳優デビューは2019年からと、まだキャリアをスタートさせたばかりだが、本作ではオリジナル楽曲も手に入れ、強いインパクトを残した。

 胸がときめくようなシーンから、一転して張り裂けそうになるシーンまで、“母たち”の体当たりの恋が描かれる『恋する母たち』。それぞれの女性が、自分の人生を切り拓こうと邁進する姿には共感させられたり、応援したくなる。そんな母たちの未来がどうなるのか、しっかり見届けたい。

■Nana Numoto
日本大学芸術学部映画学科卒。映画・ファッション系ライター。映像の美術等も手がける。批評同人誌『ヱクリヲ』などに寄稿。Twitter

■放送情報
金曜ドラマ『恋する母たち』
TBS系にて、毎週金曜22:00〜22:54放送
出演:木村佳乃、吉田羊、仲里依紗、小泉孝太郎、磯村勇斗、森田望智、瀧内公美、奥平大兼、宮世琉弥、藤原大祐、渋川清彦、玉置玲央、矢作兼、夏樹陽子、阿部サダヲ
原作:柴門ふみ『恋する母たち』(小学館 ビックコミックス刊)
脚本:大石静
チーフプロデューサー:磯山晶
プロデューサー:佐藤敦司
演出:福田亮介
製作:TBSスパークル、TBS
(c)TBS

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