『エール』古山家・関内家の親族も大集合! 裕一が「オリンピック・マーチ」に込めた思い

『エール』古山家・関内家の親族も大集合! 裕一が「オリンピック・マーチ」に込めた思い

 東京オリンピックのオープニング曲を手がけることになった裕一。『エール』(NHK総合)第118話では、ついに東京オリンピックが開催され、本作の終わりを予感させる描写も出てきた。

 裕一(窪田正孝)がなかなか東京オリンピックの曲を書き出さないことで悩んでいた音(二階堂ふみ)は、そのことを木枯(野田洋次郎)に相談する。「音楽家は出したら消えちゃうから完成させずに楽しんでいる、もしくは最後のピースを探しているんじゃないか」と音に伝える。

 そして、木枯は古山家にやって来て、そこには鉄男(中村蒼)もいた。しばらく4人で飲みながら昔話に話を咲かせていると、木枯と鉄男だけでなく久志(山崎育三郎)と藤丸(井上希美)も集まり、みんなで盛り上がった。

 そこで裕一にはある想いが生まれる。普遍的で世界中の人が楽しめる音楽を作りたい。いつ会ったときも出会った頃のように騒ぐことができる。人との繋がりを曲に込めたいと最後のピースを見つけ、無事東京オリンピックのオープニング曲を完成させた。

 その後も、裕一は池田(北村有起哉)とのコンビで舞台音楽を書き続けていたが、10年後に池田が亡くなったことで曲が書けなくなり引退、その5年後に音は乳がんを患ってしまう。途中からの出場でドラマを牽引し、裕一の曲作りに新しい風を吹き込み、本作で空気を変えるなくてはならない存在感を見せた池田。ネットは彼を惜しむ声で溢れた。

 演じたのはバイプレイヤーとしてあらゆる作品で引っ張りだこの北村有起哉。どんな役でも彼が出てくることで空気が変わるくらいの存在感がある。本作ではドラマの転換点の一つとなる池田を、時に清々しく、時に暑苦しく、豪快に演じ切り一つ一つのシーンに説得力があった。

 第118話では裕一を支えた仲間だけでなく、古山家と関内家の親族も映し出される目白押しの回となった。終盤に差し掛かり15分にあらゆる情報量が瞬く間につぎ込まれた。

■岡田拓朗
関西大学卒。大手・ベンチャーの人材系企業を経てフリーランスとして独立。SNSを中心に映画・ドラマのレビューを執筆。エンタメ系ライターとしても活動中。TwitterInstagram

■放送情報
連続テレビ小説『エール』
2020年3月30日(月)~11月28日(土)予定(全120回)
※9月14日(月)より放送再開
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45
※土曜は1週間を振り返り
出演:窪田正孝、二階堂ふみほか
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/yell/

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