イ・ビョンホンが国のために理想を追い求める 『KCIA 南山の部長たち』ポスター&予告編
イ・ビョンホン主演映画『KCIA 南山の部長たち』の公開日が2021年1月22日に決定し、ポスタービジュアルと予告編が公開された。
本作は、1979年10月26日に大韓民国のパク・チョンヒ大統領が、大統領に次ぐNo.2の権力者とも言われた中央情報部部長キム・ジェギュに暗殺された実話を基に描くサスペンス映画。軍事クーデターで政権を握り、独裁者と批判されるほど絶大な権勢を振るったパク・チョンヒ大統領。そんな大統領直属の機関として権力を握ったのが韓国中央情報部、通称KCIAだった。組織を束ねる者は、その所在地から“南山の部長”として恐れられる存在で、暗殺犯が大統領に次ぐNO.2の権力者とも言われるそのKCIA(中央情報部)部長キム・ジェギュだったというニュースは、韓国のみならず世界中に衝撃を与えた。
主演務めたのは、韓国を代表するトップスター、イ・ビョンホン。愛国心と大統領への崇拝そして静かに燃える野心との間で葛藤するキム部長を演じ、国内では釜日映画賞、韓国映画批評家協会賞、先日発表となったアジア全域を対象とした“アジア全域版アカデミー賞” アジア・フィルム・アワードで主演男優賞を受賞。本作と同じくウ・ミンホ監督とタッグを組んだ『インサイダーズ/内部者たち』以来2度目となるアジア映画界の頂点に輝いた。さらに韓国映画批評家協会賞作品賞を受賞し、第93回アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表に選ばれた。
公開されたポスターは、黒塗りの車の前に佇むイ・ビョンホンの姿に「男はその日なぜ、大統領を暗殺したのか。」とコピーが大きくあしらわれている。
あわせて公開された予告編では、パク大統領が告発を受ける様子から、韓国中央情報部部長に扮するイ・ビョンホンが「私が対処します」と決意をあらわにする姿、そして苦悩する姿が切り取られている。
■公開情報
『KCIA 南山の部長たち』
2021年1月22日(金)シネマート新宿ほか全国ロードショー
監督:ウ・ミンホ
脚本:ウ・ミンホ、イ・ジミン
撮影:キム・ジヨン
音楽:チョ・ヨンウク
原作:金忠植『実録KCIA―「南山と呼ばれた男たち」』(訳:鶴真輔/講談社刊)
出演:イ・ビョンホン、イ・ソンミン、クァク・ドウォン、イ・ヒジュン、キム・ソジン
配給:クロックワークス
2019年/韓国/5.1ch/114分/字幕翻訳:福留 友子/字幕監修:秋月望/英題:The Man Standing Next/PG12
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