エリア・スレイマン監督最新作『天国にちがいない』公開決定 東京フィルメックスで特集上映も

エリア・スレイマン監督最新作『天国にちがいない』公開決定 東京フィルメックスで特集上映も

 エリア・スレイマン監督の最新作『It must be Heaven(英題)』 が、『天国にちがいない』の邦題で2021年1月29日に公開されることが決定した。

 本作は、2002年に『D.I』で第55回カンヌ国際映画祭審査員賞および国際映画批評家連盟賞を受賞したスレイマン監督の最新作。スレイマン監督は、2008年のカンヌ国際映画祭60回記念オムニバス作品『それぞれのシネマ』には、北野武、ダルデンヌ兄弟、デヴィッド・リンチなど名だたる監督らとともに参加し、2012年に公開された『セブン・デイズ・イン・ハバナ』では、ベニチオ・デル・トロやギャスパー・ノエらとともに監督を務めた。

 スレイマンは、新作映画の企画を売り込むため、故郷ナザレからパリ、ニューヨークへと旅に出る。パリでは道行くお洒落なパリジャン、そしてルーヴル美術館やヴィクトール広場、ノートルダム聖堂など美しい街並みに見惚れ、ニューヨークでは映画学校やアラブ・フォーラムの登壇者として招かれ、友人であるガエル・ガルシア・ベルナルの計らいにより映画会社のプロデューサーを紹介されるも、新作の企画はあっけなく断られてしまう。行く先々で故郷とは全く違う世界を目の当たりにするが、思いがけず故郷との類似点を見つけてしまう。

 本作は、2019年の第72回カンヌ国際映画祭で特別賞と国際映画批評家連盟賞をダブル受賞し、第92回アカデミー賞国際長編映画賞のパレスチナ代表に選出された。

 なお、本作の公開に先駆け、10月30日より開催される「第21回東京フィルメックス」に特別招待作品として上映されることも決定。スレイマン監督のリモートQ&Aも予定されている。さらには、スレイマン監督の過去作『時の彼方へ』 『D.I.』『消えゆく者たちの年代記』の特集上映も行われる。

■公開情報
『天国にちがいない』
2021年1月29日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開
監督・脚本:エリア・スレイマン
出演:エリア・スレイマン、ガエル・ガルシア・ベルナル、タリク・コプティ、アリ・スレイマン
提供:ニューセレクト・クロックワークス
配給:アルバトロス・フィルム、クロックワークス 
製作:フランス・カタール・ドイツ・カナダ・トルコ・パレスチナ映画
言語:英語・フランス語・アラビア語・スペイン語・ヘブライ語/2019年/102分/原題:It Must Be Heaven
(c)2019 RECTANGLE PRODUCTIONS – PALLAS FILM – POSSIBLES MEDIA II – ZEYNO FILM – ZDF – TURKISH RADIO TELEVISION CORPORATION

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