三谷幸喜のユーモアの原点はシットコム? 『誰かが、見ている』特別コメント公開

『誰かが、見ている』三谷幸喜の特別コメント

 9月18日に配信されるAmazon Originalドラマシリーズ『誰かが、見ている』。このたび、演出・脚本を手がけた三谷幸喜よりコメントが寄せられた。

 本作は、三谷と香取慎吾がタッグを組み、Amazonが企画から参加し製作される、日本オリジナルドラマシリーズの第1弾。何をやっても失敗ばかりで予想もしない失敗を繰り返す主人公・舎人真一と、書斎の壁に偶然発見した“穴”から、そんな真一の生活をのぞき見するのをひそかな楽しみとしている隣人・粕谷次郎(佐藤二朗)を中心に巻き起こるドタバタを描く。

 主人公・舎人真一を香取、隣人・粕谷次郎を佐藤二朗が演じるほか、山本千尋、長野里美、宮澤エマ、夏木マリ、くっきー!(野性爆弾)、西田敏行、高嶋政宏、寺島進、稲垣吾郎、山谷花純、近藤芳正、松岡茉優、橋本マナミ、八嶋智人、さとうほなみ、小日向文世、大竹しのぶ、新川優愛、小池栄子がキャストに名を連ねた。

 三谷と香取が今回挑戦するのは、シチュエーションコメディの略となる“シットコム”。海外で親しまれているドラマジャンルであり、同じ舞台と主要キャストで繰り広げるコメディドラマの形式となる。

 三谷は、「僕は舞台出身ですが、映画も撮るし、テレビドラマの脚本も書く。そんな僕にとって、もしかしたらドラマと演劇の中間にあるシットコムは、最も居心地の良い場所なのかもしれない」と、シットコムというスタイルこそ、自分の表現を活かすことのできる最良の形であると考えてることを明かす。続けて、「まったく新しいジャンルの作品になっていると思います。シットコムを目指しているけど、従来のシットコムとも違う。沢山笑って頂いて、最後は気持ちがホッとなる。そんな作品になりました。」と、作品への手ごたえを語った。

 実は三谷は、昔からシットコムに強い思い入れがあったそうで、「僕は『奥様は魔女』や『ルーシーショー』など、シットコムで育ってきた人間で、僕の笑いの原点はシットコムだと言ってもいいです」と、自身の生み出すユーモアの原点でもあることを語っている。

※高嶋政宏の「高」ははしごだかが正式表記。

■配信情報
Amazon Originalドラマシリーズ『誰かが、見ている』
9月18日(金)、Amazon Prime Videoにて独占配信
脚本・監督:三谷幸喜
出演:香取慎吾、佐藤二朗、山本千尋、長野里美、宮澤エマ、夏木マリ
ゲスト出演:くっきー!(野性爆弾)、西田敏行、高嶋政宏、寺島進、稲垣吾郎、山谷花純、近藤芳正、松岡茉優、橋本マナミ、八嶋智人、さとうほなみ、小日向文世、大竹しのぶ、新川優愛、小池栄子(登場順)
(c)2020 Amazon Content Services LLC

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