野村周平、NY留学を経て帰国後初の連ドラ出演 福士蒼汰主演『DIVER』新キャスト発表

福士蒼汰主演『DIVER』に野村周平ら出演

 9月22日よりカンテレ・フジテレビ系で放送がスタートする福士蒼汰主演ドラマ『DIVER-特殊潜入班-』の新キャストとして、野村周平、安藤政信、りょうの出演が発表された。

 本作は、『グランドジャンプ』(集英社)で連載されていた、大沢俊太郎の人気コミック『DIVER-組対潜入班-』をドラマ化するサスペンス。福士が演じる主人公の黒沢兵悟は、かつては警察も手を焼くほど巧妙な手口を考え出す犯罪者だったが、その異常なIQ・判断力・身体能力が認められ、極秘で結成された「潜入捜査チーム(通称D班)」の一員となる。その仕事は、悪の組織に潜入して情報や証拠をつかみとる、ともすれば命を落としかねない特殊捜査だった。

 D班のメンバーのひとり、佐根村将役に野村、D班の班長、伊達直哉役に安藤、兵庫県警本部長でありながら、D班を極秘に結集させ、影でD班を操る阿久津洋子役にりょうが決定した。

 福士演じる黒沢とともにD班に所属し、黒沢とぶつかっていくライバル的存在の佐根村将役を演じる野村は、昨年5月から今年4月まで、アメリカ・ニューヨークに語学留学をしており、本作が帰国後初の連続ドラマ出演となる。野村は、「久しぶりにセリフを覚えたり、現場の空気を感じたりして、初心に戻った感覚になりました。僕のことを覚えていてくれて、今回お声がけいただいたということがすごくありがたいですし、その期待に応えるべく頑張らないと、と気が引き締まる思いです」と意気込みを語った。

 安藤が演じるのは、D班の班長である伊達直哉。兵庫県警組織犯罪対策課で事件現場の指揮を執りながら、裏では黒沢や佐根村ら個性的なD班メンバーを束ね、潜入捜査に挑む。自身の役どころについて安藤は、「変わり者が集まったチームの班長ということで、とにかく強くいるということ、どんなことでもぶれないということ。さらに、人間らしく温かさを持ち続けたいなと思っています」と語る。兵庫県警とD班をつなぐ唯一の存在ながら「兵庫県警にいても、D班にいても、変わらずに1本の筋が通った伊達という人間である、という太い幹でありたいと思います」と話す。

 りょうが演じる阿久津洋子は、D班を背後で操る兵庫県警本部長。男社会の警察組織で、県警初の女性本部長というトップの座に立つキャリア幹部という役どころだ。「使える武器はすべて使うしたたかさがあって、冷徹な人。男社会の中で押しつぶされたりもしながら、内部にはびこる悪をみて、本当の正義とは何かを追及している強い女性だという感じがしています」と役の印象について話すりょう。「自分の武器をすべて使う、という意味で、女性であることも武器にしていると感じ、衣装さんとも相談して柔らかい素材だったり、レースを入れてみたり、フェミニンな要素も入れてみました」と役づくりへのこだわりを見せた。

  追加キャストの発表に加え、ドラマの公式サイトで15秒の特報映像も公開。悪の組織に潜入し、どんな手段を使ってでも闇の根源を駆逐するという凶悪性を持つ福士演じる黒沢の表情などが確認できる。

 本作で初のダークヒーロー役に挑む福士は、役作りにあたり「兵悟の中にある“闇”をどう表現するか考えながら撮影に臨んでいます。潜入捜査官なので、いろんなキャラクターを演じる感覚でお芝居をしています」と話す。3度目の共演になる野村については、「お互い少し大人になった今、また共演できるのがうれしいです。軸の部分は変わらず、安心感や安定感も味わっています。野村くんとは、今までは同級生の役での共演でしたが、『DIVER』では、野村くんが年下の役で僕に敬語を使うのが新鮮で、楽しみながら演じています」と話し、初共演となる安藤については「他の人の動きに常にアンテナを張っていて、芝居の中での心情に対しても常に寄り添って、現場で僕が気づけなかったことなどもフォローをしていただいています」と語った。同じく初共演のりょうについては「美しさの中にとても強い芯のある女性という印象を抱いていましたが、今回演じられる阿久津というキャラクターも、強さとミステリアスが共存する役でもあり、とても楽しみです」とこの先に待つ共演シーンへの期待を込めた。

コメント

福士蒼汰(黒沢兵悟役)

■凶悪なダークヒーローに初挑戦する本作の撮影が始まって
兵悟の中にある“闇“をどう表現するか考えながら撮影に挑んでいます。潜入捜査官なので、いろんな役を演じる感覚でお芝居をしています。

■共演者の印象
『恋仲』以来5年ぶりの共演ですが、お互い少し大人になった今、また共演できているのがうれしいです。軸の部分は変わらず、安心感や安定感も味わっています。
野村くんとは今までは同級生の役で共演してきたので、年齢も立場も違うというのは今回が初めてです。僕に対して敬語を使う役の野村くんは新鮮で、楽しみながら演じています。お互いに成長を重ねた今、今までにない新しいコンビネーションを見せられたらうれしいです。
安藤さんとは撮影をご一緒していくにつれて、他の人の動きに常にアンテナを張って全体のムードを大切にしてくださったり、芝居の中での心情に対しても常に寄り添って、現場で僕が気づけなかった事などもフォローして頂いています。
りょうさんとは初共演させていただきますが、美しさの中にとても強い芯のある女性という印象を抱いていましたが、今回演じられる阿久津というキャラクターも、強さとミステリアスさが共存する役でもあるのでとても楽しみです。

■視聴者へのメッセージ
挑戦的な作品であり、脚本もとてもおもしろく、登場するキャラクターも個性豊かで攻めたドラマになると思います。楽しみにしていてください!!

野村周平(佐根村将役)

■佐根村将を演じるにあたって意識していること
佐根村は、礼儀正しくて硬派。元自衛官なので、体つきも意識してトレーニングやキックボクシングに通ったりしています。この作品はアクションも見どころのひとつで、将として自衛官らしいアクションも意識しています。兵悟とはまた違う動きをしているので、そういうポイントも楽しみにしていただきたいです。

■出身地である神戸が舞台で、何か感じることはあるか
学生のころ、友達とよく遊んでいた場所やなじみのある風景が撮影現場になっているのが嬉しいですね。「あ、ここはあの時に行ったな」と思い出したりしています。

■帰国後初の連ドラ出演について
久しぶりにセリフを覚えたり、現場の空気を感じたりして、初心に戻った感覚になりました。僕のことを覚えていてくれて、今回お声がけいただいたということがすごくありがたいですし、その期待に応えるべく頑張らないとな、と気が引き締まる思いです。

■視聴者へのメッセージ
豪華なキャスト陣で、たくさんの見どころをギュッと濃縮した作品をお届けします。9月22日から全5話、毎週ぜひ見逃さずご覧ください!

安藤政信(伊達直哉役)

■伊達直哉という役についての印象
変わり者が集まったD班をまとめる班長ということで、とにかく強くいるということと、どんなことでもぶれないということ。さらに、人間らしく温かさを持ち続けたいなと思っています。伊達は、兵庫県警とD班をつなぐ唯一の存在です。どちらにいても、変わらずに1本の筋が通った伊達という人間である、という太い幹でありたいと思います。

■撮影現場の雰囲気について
プロデューサーも監督も、「絶対にいいものを創ってやるぞ」という熱量を持ってこの撮影に臨んでいるなと伝わってきます。緊急事態宣言による活動自粛が明けてすぐの現場がこの『DIVER』だったので、僕自身も、表現をすること、監督や役者たちと作品を創っていくことが好きなんだな、と改めて感じました。家で台本を読むことしかできない2か月を経て、いま現場にいるありがたみがより強くなりました。

■視聴者へのメッセージ
本当に個性的なキャストが集まっていますし、1シーン1シーン、いろんなやりとりをしながら撮影しています。全5話の全体像として絶対におもしろいものになって、皆様にお届けできると思います。ぜひご覧ください!

りょう(阿久津洋子役)

■阿久津洋子という役についての印象は?
一筋縄ではいかない、使える武器はすべて使う、というしたたかさがある冷徹な人、というイメージです。男社会の中で、押しつぶされたりしながらも、組織の内部にはびこる悪を見て、本当の正義とは何かと追及している女性です。
潜入捜査官というのは、正義の心を持って悪に身を寄せる、という極限の精神力が必要な仕事です。個の強いチームをまとめていく役割でありながら、謎めいたところが阿久津にはあるので、その辺りもぞわっとする感じで出せたらと思っています。

■役作りについて意識をしたこと
どこか引っ掛りのある表現を心がけています。そして自分の武器をすべて使うという意味で、女性であることも武器にしていると感じ、衣装についてご相談させていただき、やわらかいブラウスの素材だったり、レースを入れてみたり、フェミニンな要素を入れてみました。そのあたりもちょっと注目していただけると嬉しいですね。

■視聴者へのメッセージ
このドラマは全5話なのですが、とにかくドキドキ、ハラハラの展開です。1話・2話・3話と散りばめられたエピソードが、4話・5話でどんどん回収されていきます。いろんなことを見逃さず、何度も見返して楽しんでいただければ嬉しいです。

■放送情報
『DIVER-特殊潜入班-』
カンテレ・フジテレビ系にて、9月22日(火)スタート 毎週火曜21:00〜放送(全5話)
出演:福士蒼汰、野村周平、安藤政信、りょうほか
原作:大沢俊太郎 『DIVER-組対潜入班-』(集英社)
脚本:宇田学
演出:宝来忠昭、木村弥寿彦(カンテレ)、西片友樹
プロデュース:萩原崇 (カンテレ)、大城哲也(ジニアス)
制作著作:カンテレ
(c)カンテレ
公式サイト:https://www.ktv.jp/diver/
公式Instagram:https://www.instagram.com/diver_ktv/
公式Twitter:@diver_ktv

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