天国に旅立ったボブを追悼 映画『ボブという名の猫』BSテレ東で7月5日放送へ
映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』が、7月5日14時からBSテレ東で放送されることが決定した。
世界的ベストセラー『ボブという名のストリート・キャット』で有名になり、映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』にも出演した猫のボブが、6月15日に亡くなったことを、飼い主で作家のジェームズ・ボーエンがFacebookで報告。ボブは少なくとも14歳だったということ。ボブの訃報が伝えられて以降、#RIPBob(ボブ安らかに)のハッシュタグが付いた投稿が世界中に広がっている。
『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』は、どん底のストリートミュージシャンと一匹の野良猫の実話を綴った世界的ベストセラーを映画化したもの。舞台は、イギリス・ロンドン。ストリートミュージシャンの青年は、その日の食べ物に困るほど貧乏な上、薬物依存からも抜け出せず、父親からも見放されどん底の日々を送っていた。そんな彼が傷ついた一匹の野良猫と出会う。全財産を使い猫を救った青年に不思議と懐き、ボブと名付けられた猫は、彼に希望とチャンスをもたらしていく。
ボブは、映画の日本での劇場公開に合わせて2017年に来日。記者会見に登壇して名優ぶりを発揮した。BSテレ東(当時BSジャパン)『シネマ・アディクト』の取材では、ハイタッチを求めると応じてくれるサービスも。BSテレ東ではここ数年、2月22日の前後をBSニャパン、BSキャッ東ウィークとして、猫関連の番組を集中放送している。ボブの出演した映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』も2019年2月20日に無料テレビとして初放送された。
今回、天国に旅立ったボブを偲んで、「ありがとうボブ!映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』」として、7月5日14時から追悼放送される。
なお、ボブが出演する2作目の映画『A Gift from Bob(原題)』(原作邦題『ボブがくれた世界』)は、イギリスなどでは今年後半に公開予定で、日本でも2021年に公開が予定されている。
■放送情報
BSキャッ東シネマスペシャル ありがとうボブ!映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』
BSテレ東、BSテレ東4Kにて、7月5日(日)14:00〜16:00放送
監督:ロジャー・スポティスウッド
出演:ルーク・トレッダウェイ(遠藤大智)、ルタ・ゲドミンタス(竹内恵美子)、ジョアンヌ・フロガット(ちふゆ)、アンソニー・ヘッド(島田岳洋)、キャロライン・グッドオール(高梨愛)
2016年/イギリス
(c)2016 STREET CAT FILM DISTRIBUTION LIMITED