編集部の週末オススメ番外編 『ハイバイ、ママ!』『人間レッスン』で韓国ドラマ充に

編集部の週末オススメ番外編 『ハイバイ、ママ!』『人間レッスン』で韓国ドラマ充に

 毎週末に編集スタッフが週替りでオススメ映画・特集上映を紹介する「週末映画館でこれ観よう!」番外編。緊急事態宣言が延長になってしまいましたが、今週もオススメの配信作品をご紹介いたします。

 今週は、韓国ドラマを観て、昨年の編集部旅行で訪れた弘大の路上で先輩が泥酔していたあの夜を思い出した大和田が、Netflixにて連日トップ10にランクインしている『愛の不時着』『梨泰院クラス』の次に観たい、韓国ドラマ2作を紹介します。

『ハイバイ、ママ!』

 韓国ケーブルチャンネルtvNで『愛の不時着』の後番組として放送され、最終話を迎えた4月19日にNetflixにて配信スタートした本作は、笑いと感動を絶妙なバランスでおくる、ヒューマンコメディドラマ。

 事故によって、自身の子供を一度も抱き上げることができないままこの世を去り、家族のそばから離れることになった主人公のチャ・ユリ(キム・テヒ)が、死別の痛みを抱えつつも新しい人生を始めた夫のガンファ(イ・キュヒョン)と娘のソウ(演じるソ・ウジンは実際は男の子だがキム・テヒとルックスがそっくりとのことで女の子役でキャスティングされている)の前に現れることで繰り広げられる、ゴーストママの49日蘇りストーリーを描く。

 ユリが亡くなって4年が経過し、ガンファは新しい妻・ミンジョン(コ・ボギョル)を迎えたが、悲しみで負った傷を閉じ込めて過ごしていた。ユリの母親・ウンスク(キム・ミギョン)は痛みを全て一人で背負おうとし、ガンファとソウとは一切の関係性を断っている。親友のヒョンジョン(シン・ドンミ)&グンサン(オ・ウィシク)夫妻はガンファたちをずっと気にかけている。ユリが彼らと再会して気づいたのが「死んで分かったのは、自分の人生は自分のものだけじゃない」ということ。ユリやほかの幽霊たちのエピソードを通しても、人生の中で大切なものについて考えさせられる。

 幽霊が登場する韓国ドラマには『トッケビ』などもあるが、本来ならば信じ得ないファンタジーの設定が、とても受け入れやすく描かれている。様々な経緯で突然、死んでしまった幽霊たちが登場し、残された者、亡くなった者が互いに別れを悲しむ。そして、自分のせいで涙している姿を見て、より一層辛くなってしまう幽霊たち。悲しみで溢れて、泣いてばかり、落ち込むだけの話になりそうなところに、それぞれのキャラクターたちの個性の面白さや、コミカルな演出、互いを思いやる心温まるセリフのおかげで、最後にはあたたかな気持ちにさせてくれる。ただやはり、毎話号泣必至回ではあるので、ハンカチは欠かせない。

 本作には『パラサイト 半地下の家族』で家政婦役を演じたイ・ジョンウンや、『愛の不時着』で北朝鮮の軍人ピョ・チス曹長役を演じたヤン・ギョンウォンも登場。どんなキャラクターを演じているのか、前2作を観た方は続けて楽しんでほしい。

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